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【地域密着のシゴト】無料弁当配布の裏側から見える、一喜の“町ごと元気にする”働き方

コロナ禍の支援 , 仕出し・宅配サービス , 地域貢献 , 無料弁当配布 , 飲食店の社会活動

2026.04.01

商店街の朝7時、シャッター街に灯ったキッチンの明かりから取材は始まった

近鉄奈良線・瓢箪山駅から歩いて3分。まだ商店街のシャッターが降りたままの朝7時、創作料理 一喜のキッチンだけが明るく灯っていました。静かなフロアに、仕込みの音と味噌の香りが広がります。コロナ禍のまっただ中、ここから「無料弁当配布」の一日が始まりました。店を開けてもお客様が来ない日々。それでも火を落とさず、料理をつくり続ける。その理由は「売上のため」ではなく、「町から笑顔を消したくない」という想いでした。一喜の地域密着の仕事は、こんな早朝のキッチンから動き出しています。

「タダほど重い弁当はない」──コロナ禍の無料弁当配布、現場スタッフの一日密着

無料弁当配布の日、スタッフの表情は真剣そのもの。代表・吉岡は「タダほど重い弁当はない」と話します。税金から生まれた協力金を、責任を持って町へ還す。だからこそ、一つひとつの弁当に妥協はありません。「どうせ無料やろ?」と言われないよう、普段のランチと同じか、それ以上のクオリティを目指す。アレルギーや高齢の方への配慮も欠かさず、「この一食が、その人の一日の気持ちを決める」と考えて詰めていきます。配布が始まると、列に並ぶ常連さんや近所の子どもたちの笑顔、安堵した表情が次々と目に入ります。スタッフは「ありがとう」の言葉以上に、その表情を自分の仕事の手応えとして受け取っていました。

レジ前では終わらない“町の仕事”──仕出し・宅配・企業向け弁当の舞台裏

一喜の仕事は、カウンターの内側だけに留まりません。・法事・お祝い事向けの仕出し料理・商工会や地域企業への会議弁当・塾やイベント会場への宅配弁当こうした「店外の仕事」が、町のさまざまな場面を支えています。時間指定・アレルギー・年代に合わせた内容など、細かな要望に応えながら、「今日はどんな場面で食べてもらうのか」を想像してメニューを組み立てる。レジ締めの先にも、町の生活があります。「売って終わり」ではなく、「その後の時間ごと良くする」。それが一喜が大切にしている“町の仕事”のスタイルです。

「あのときの弁当が、今の仕事につながっている」人生の節目を支えた3つのエピソード

一喜の弁当は、人生の節目にも寄り添ってきました。印象的なエピソードは次のようなものです。1つ目は、コロナ禍で卒業式が縮小された中学校からの相談。保護者会から「せめて子どもたちに思い出を」と依頼され、メッセージカード付きの弁当を届けました。2つ目は、長年通ってくれた常連さんの退職祝い。職場での送別会用オードブルを任され、「あのときの居酒屋の味を、職場のみんなにも」と依頼されたケース。3つ目は、介護施設でのお別れ会。入居者の方が生前好きだった一喜の料理を再現し、家族と一緒に味わってもらいました。「ただの弁当」ではなく、人の記憶や感情と深くつながる仕事であることを、スタッフは実感しています。

スタッフが語る本音。「居酒屋で働いているつもりが、いつの間にか“町の一員”になっていた

現場で働くスタッフに話を聞くと、共通して出てくるのは「気づいたら町の一員になっていた」という言葉です。最初はキッチンやホールの仕事を覚えることで精一杯。それが、無料弁当配布や仕出しの現場を経験するうちに、「この弁当、あの商店街の人が食べるんやな」「このオードブル、あの会社の打ち上げか」と、顔や場所が自然と浮かぶようになったといいます。「料理は愛しかない」という吉岡の考え方は、スタッフにも浸透しています。目の前のお客様だけでなく、まだ会っていない誰かのために手を動かす。その感覚が、「居酒屋スタッフ」から「町の一員」への視点の変化を生み出しているのです。

これから応募する人へ:地域貢献に関わりたい人が面接で伝えると良いポイント

一喜で働きたいと考えている方が、面接で地域貢献への想いを伝える際は、次のようなポイントが役立ちます。・過去に地域イベントやボランティアへ参加した経験・「誰かの一日を良くした」小さなエピソード(家族・友人でも可)・飲食を通じて、どんな人のどんな場面を支えたいかという具体的なイメージまた、「売上だけでなく、町全体を元気にする考え方に共感した」と、自分の言葉で理念への共感を伝えることも大切です。完璧な志望動機より、「こうなりたい」という素直な想いが重視されます。

見学に来たらここを見てほしい──一喜の“町とのつながり”を感じるチェックリスト

見学や来店の際には、次のポイントを意識して眺めてみてください。

  • カウンター越しの会話に、常連さんの名前やエピソードがどれだけ飛び交っているか
  • 店内ポスターや黒板に、地域イベントや他店の情報がどれだけ紹介されているか
  • テイクアウト用の容器置き場や仕出し用の箱が、日常的に動いているか
  • スタッフ同士が「お客様のその後の時間」まで話題にしているか

これらはすべて、一喜が「町ごと元気にする」ためのリアルな証拠です。ここで働くことをイメージするとき、キッチンやホールの仕事だけでなく、「町の灯火を一緒に支える自分」をぜひ重ね合わせてみてください。