第5位:新人時代、初めて届いたお客さまからの感謝メール
入社半年のスタッフが、社会保険の手続きサポートを担当したときのこと。イレギュラーが重なり不安を抱えながらも、先輩と一緒に法令や社内マニュアルを確認し、丁寧に対応を重ねました。
手続き完了後、「初めてのことで不安でしたが、説明がとてもわかりやすく心強かったです」と、担当者さまから直接メールが届いた瞬間、「自分の仕事が誰かの不安を減らしている」と実感できたと言います。
もし自分なら?小さな不安を拾うメールや一言を、どこまで丁寧に返せるかをイメージしてみてください。
第4位:ISO27001の仕組みが「安心して仕事に集中できる」土台に
情報セキュリティの国際規格「ISO27001」を取得している当事務所。取得プロジェクトに関わったメンバーは、「最初は書類やルールが増えて大変そう」と感じたそうです。ところが運用が定着すると、
・顧問先からのマイナンバーや給与情報の取り扱いルールが明確
・ミスが起こりそうなポイントが事前にシステム化・標準化
といった変化が。
結果として、「何かあっても仕組みが守ってくれる」という安心感が生まれ、目の前の相談に集中できるようになったと話します。
第3位:高年齢雇用の相談で見えた「生活を支える」という実感
高年齢雇用継続の賃金シミュレーションを行ったときのエピソードです。長年働いてこられた従業員の「あと何年、どう働けるのか」という問いに対し、制度や助成金を踏まえた複数パターンを提示。
面談後、その方から「これで住宅ローンの目処が立ちました。まだ頑張れそうです」という言葉をもらったといいます。
「一つひとつの数字の裏に、その人の暮らしや家族がある」と意識するきっかけになったそうです。
もし自分なら?数字だけでなく、その先の人生まで想像して話を聴けるかを考えてみてください。
第2位:トラブル寸前の案件を、チームで乗り越えた瞬間
労働保険の年度更新で、期限直前に大きな計算ミスが見つかった事案。個人では対処しきれない状況でしたが、担当者だけで抱え込まず、すぐにチームで情報を共有しました。
・作業を分担して計算をやり直す人
・顧問先に経過を丁寧に説明する人
・チェックリストを改善して再発防止策をまとめる人
三者三様に動くことで、期限内に正しい申告が完了。お客さまから「チームで動いてくれてありがとう」と言われたとき、「三方善」の輪が自然と回っていると感じたエピソードです。
第1位:お客さまと事務所、そして従業員の“三方善”が重なった日
ある企業の人事制度見直しプロジェクトでの話です。長時間労働や評価制度への不満など、従業員の声と会社の事情がぶつかり合う状態からのスタートでした。
ヒアリングと制度設計を重ね、労働時間の適正化と評価の見える化を提案。導入後、「辞めたいと言っていた人が前向きになった」「業績も少しずつ改善している」と報告を受けました。
このとき担当者は、「会社、お客さま(従業員)、そして支援する自分たち。三方すべてにプラスになる形がつくれた」と感じたそうです。
自分ならどう動く?価値観を言葉にしてみるためのヒント
こうしたエピソードは、特別な人だけの話ではありません。日々の手続きや相談対応の中で、誰もが似た瞬間に出会う可能性があります。
面接などで自分の価値観を伝えるときには、次のような問いで整理してみると良いでしょう。
・不安そうな相手に対して、自分なら何を優先して動くか
・「正確さ」と「スピード」がぶつかったとき、どう判断するか
・チームでトラブルに直面したとき、どんな役割を取りたいか
自分なりの答えを持っておくことで、「三方善」を体現する場面で、より主体的に動けるはずです。