「1担当者1企業制」って、実際どんな働き方?
大手前総合労務管理事務所では、ひとりの担当者がひとつの企業を丸ごと受け持ちます。入退社の社会保険・労働保険の手続き、給与計算、高年齢雇用継続者の賃金シミュレーション、日々の人事労務相談まで、一気通貫でサポートするスタイルです。
「うちの会社のことは◯◯さんが一番よく知っている」と言われるようになれば、手続き代行ではなく“人事労務パートナー”として、経営者や担当者から頼られる存在になっていきます。
若手〜中堅スタッフの、とある1日の流れ
1担当者1企業制と聞くと「毎日バタバタ?」というイメージかもしれません。実際は、ルーティンとイレギュラーのバランスを取りながら、落ち着いて進めています。例えば、ある中堅スタッフの1日はこんな流れです。
・午前:メールチェック、前日届いた入退社連絡の手続き準備
・昼前:顧問先への電話連絡、労務相談のヒアリング
・午後:給与計算・チェック、年金事務所やハローワークへの電子申請
・夕方:翌日のタスク整理と、社内での情報共有ミーティング
「◯◯さんでよかった」お客様からの“ありがとう”エピソード
長く担当していると、企業の背景や社長の想い、現場の空気まで見えてきます。例えば、ある担当者は、トラブル気味だった従業員への対応を社長と一緒に整理し、就業規則の見直しも提案。揉めずに退職がまとまり、「あの時のアドバイスがなかったらもっとこじれていた。本当にありがとう」と声をかけられました。
「手続きをしてくれる人」から、「困ったときに真っ先に相談する人」に変わる瞬間が、この仕事ならではのやりがいです。
失敗しても一人にしない、フォロー体制と学び方
一気通貫で任されるとはいえ、決して“丸投げ”ではありません。手続きや判断に迷うときは、所内でのダブルチェックや先輩への相談が前提です。
もしミスがあった場合でも、代表や先輩が一緒に顧問先へ説明し、リカバリー方法を考えます。その過程で、「どこでつまずいたか」「今後どう防ぐか」を具体的に振り返るので、経験がそのまま自分の財産になっていきます。
向いている人・やりがいを感じやすい人の共通点
1担当者1企業制に向いているのは、「人に興味がある人」です。法律や制度への関心はもちろん大切ですが、それ以上に「この社長は何を大事にしているのか」「従業員の本音はどこにあるのか」を想像できる人ほど力を発揮します。
・同じお客様と長く付き合いたい
・名前で指名される関係を築きたい
・事務だけでなく、考えて動く仕事がしたい
こうした思いがある方には、深い達成感を得られる環境です。
入社前に身につけておきたい「スタートダッシュ習慣」チェックリスト
1担当者1企業制で早く成長する人ほど、入社前から次のような習慣を意識しています。
・タスクを「今日」「今週」「今月」に分けて整理している
・初めてのことは、必ずメモやマニュアルに残している
・わからないことをそのままにせず、期限を決めて調べる
・新聞やニュースで、労働・社会保険関連の話題に目を通す
・「自分ならどうするか?」を一度考えてから、人に相談する
こうした小さな積み重ねが、担当企業からの信頼につながっていきます。