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【1日の仕事を追体験】小児訪問看護ナースの24時間に密着!“1人で戦わない”ARIA流チーム支援のリアル

ICT活用 , チーム医療 , 医療的ケア児支援 , 在宅ケアの働き方 , 小児訪問看護

2026.05.01

8:30〜9:30朝カンファレンスと情報整理 ―1日はチームで始まる

出勤後まず行うのは、オンラインも交えた全体カンファレンス。夜間のオンコール報告、バイタルや状態変化、家族からの相談内容を共有し、その日の訪問計画を微調整します。
小児では、発熱やけいれんリスク、学校・園の行事予定など「生活全体」を確認するのが特徴です。
電子カルテやチャットツールで情報を一元管理し、担当外の子どもの状況も全員が把握。ここで不安なケースは先に相談し、「誰が・どこまで・どう支えるか」をチームで決めてから現場に向かいます。

9:30〜12:00午前の訪問 ― 子どもの「今」と「次の一歩」に寄り添う

午前は医療的ケア児への訪問が中心。吸引・経管栄養・呼吸器管理などの医療行為だけでなく、遊びや発達段階に合わせた関わりも重視します。
例として、けいれん発作が心配なお子さんには、バイタルチェックと発作時対応の再確認を行いながら、保護者の不安にも丁寧に耳を傾けます。
気になる点があれば、その場でチャットに投稿し、ステーションの看護師やリハ職とリアルタイムにディスカッション。「今日の様子を受けて、次は何にチャレンジできるか」を即時に検討するのがARIA流です。

12:00〜15:00学校・園との連携とICT相談 ― 「生活の場」を広く見る

午後は学校・園への訪問や、教職員との打ち合わせが入ることも多くあります。
・授業中や休み時間の体調変化
・同行看護が必要な行事のサポート方法
・クラスメイトとの関わり方など
を一緒に整理し、「安全」と「その子らしさ」の両立を探ります。
教室での様子を動画で共有してもらい、ステーションのメンバーがオンラインでアドバイスすることも。現場ナースが判断に迷った時は、その場で主治医や療育スタッフと連絡を取り、チームで最適なラインをすり合わせていきます。

15:00〜18:00振り返りとケアプラン更新 ― 「未来」を見据えた看護設計

ステーションに戻ったら、電子カルテ記録とショートカンファレンス。
・今日できるようになったこと
・しんどそうだった場面
・家族の表情や言葉の変化
をチームで共有し、必要に応じて訪問頻度や目標を調整します。
小児・発達支援の視点から、「半年後・1年後にどうなっていてほしいか」を家族と再確認する時間も大切にしています。
1人で悩みを抱え込まず、「こういう時どうしてる?」と気軽に相談できる空気があることで、経験年数に関わらず、安心してチャレンジできる環境が整っています。

18:00〜24:00オンコールと夜間の安心 ― 「1人で戦わない」体制づくり

オンコール当番の日でも、ARIAでは「背中を預け合える仕組み」を徹底しています。
・マニュアルと過去事例のデータベース
・緊急時の判断フロー
・医師・多職種との連絡ルート
が明確で、夜間コール時もチャットで即座に情報共有。
対応に迷うケースは、管理者や経験豊富なスタッフとオンラインで連携しながら判断します。
電話口の家族が落ち着けるよう、子どもの生活背景や家族構成、これまでの経過を把握したうえで話ができるのも、日中からのチーム連携があってこそです。

見学・同行のときにチェックしておきたい3つのポイント

小児訪問看護ステーションの見学や同行の際は、次の点を意識して見ると、働くイメージが具体的になります。
1. カンファレンスの雰囲気
質問しやすい空気か、意見の違いをどう扱っているかを観察。
2. ICTの活用度
情報共有ツールやマニュアルの整備状況、リアルタイム相談の仕組みを確認。
3. 家族・学校との関わり方
医療だけでなく、生活や将来像についてどこまで話し合っているかを聞いてみましょう。
これらをチェックすることで、「1人で戦わない」職場かどうかが見えやすくなります。

訪問看護に向いている人の特徴チェックリスト

自分に向いているか悩む方は、次の項目でセルフチェックしてみてください。
・子どもや家族の話をじっくり聴くのが好き
・変化のある状況でも落ち着いて対応しようと努められる
・「正解」を押し付けるより、一緒に考えるのが得意
・1人で黙々と動くより、チームで工夫するのが好き
・医療だけでなく、生活や人生のストーリーに関心がある
いくつか当てはまるなら、小児訪問看護のやりがいを実感しやすいタイプかもしれません。
気になる人は、まずは見学や同行を通じて、リアルな1日を体感してみることをおすすめします。