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ベンチャーの「裏側」に入り込む仕事って?マルコ・ポーロの1日に密着してわかったリアルなやりがい

IPO支援 , コーポレートガバナンス , 内部監査・監査役 , 経営伴走 , 資本政策

2026.06.18

9:00朝イチは社長との戦略ミーティングから始まる

若手メンバーが大阪事務所に着くと、すぐにオンラインでクライアント社長との定例ミーティング。議題は「半年後の資本政策ロードマップ」。
事前に整理したKPI推移、資本政策表、上場スケジュール案を共有しながら、社長の頭の中にある構想を一緒に言語化していきます。
単なる資料説明ではなく、
・投資家がどう見るか
・ガバナンス上のリスクはどこか
まで踏み込み、IPOと事業成長の両立を議論。朝から経営のど真ん中に入り込む緊張感と、「社長の意思決定を一段引き上げた」手応えが同時に味わえる時間です。

11:00監査役・管理部長と「ガバナンスの現場」をつくる

次はクライアント先に移動し、常勤監査役や管理部長とのディスカッション。テーマは「監査役会と内部監査の連携強化」。
IPO審査で問われるのは、規程の有無だけでなく「実際に機能しているか」。そこで、
・最近発生したインシデントの振り返り
・経営会議での議論の深さ
・監査役が入手できている情報の質
などを一つひとつ確認しながら、運用の改善策をその場で一緒に組み立てます。
「紙の上のガバナンス」を「生きた仕組み」に変えていくプロセスに、コンサルとしての腕の見せどころがあります。

14:00資料づくりより“論点づくり”がメインのデスクワーク

午後のデスクワークで取り組むのは、上場準備企業の課題整理メモ作成。
監査法人の指摘事項や証券会社との打ち合わせ内容をまとめつつ、
・今どのステージの課題か
・経営陣の覚悟と体制がどこまで追いついているか
を軸に、次回ミーティングで社長と話す「3つの論点」を抽出します。
パワポを量産する仕事ではなく、「問い」を設計する仕事に近いイメージです。ここでの仮説の精度が、その後のプロジェクト全体のスピードを左右するため、地味に見えて最も頭を使う時間でもあります。

17:00ないかんMeetup企画会議でコミュニティをデザイン

夕方は社内メンバーと「ないかんMeetup」の企画会議。若手〜ベテランが一緒になって、
・次回テーマ(例:CFO不在の会社のIPO準備)
・ゲストスピーカー候補
・参加者同士の対話の設計
をブレストします。
単なる勉強会ではなく、「内部監査・監査役の孤独を減らす場」にするため、運営側も現場のリアルな悩みを想像し続けることが大切です。
プロジェクト支援とコミュニティ運営が地続きになっているのが、マルコ・ポーロらしい働き方と言えます。

19:00代表・黒坂の一言で視座が変わる振り返り時間

1日の終わりには、代表・黒坂とのショートミーティング。
若手メンバーが「今日の気づき」と「明日の仮説」を共有すると、黒坂からは、
・23年間のIPO支援で似た事例はどうだったか
・今の動きが3年後の会社価値にどう効いてくるか
といった視点が返ってきます。
「流される前に流れをつかめ」という口癖通り、ニュースや市場の変化の話題も多く、単に案件処理をするのではなく、「羅針盤としてどう在るか」を毎日問い直される時間になっています。

どんな人が活躍している?共通する3つの特徴

現場で頼りにされているメンバーには、いくつか共通点があります。
1つ目は主体性。社長や監査役が言語化しきれていない課題を、自分から仮説として提示できる人。
2つ目は情報感度。法改正や市場動向のニュースを、自社クライアントの状況に結び付けて考えられる人。
3つ目はコミュニティ志向。社外役員や内部監査人同士をつなげ、「一人で抱え込まない仕組み」を考えられる人です。
専門知識だけで勝負するのではなく、人と情報のネットワークを編んでいく感覚があると、この仕事をより楽しめます。

明日から何を準備する?書類・面接での伝え方のコツ

履歴書・職務経歴書では、「主体性・情報感度・コミュニティ志向」が伝わる具体例を書きましょう。例えば、
・主体性:
「経理担当としてIPO準備会社に在籍。監査法人指摘を整理し、経営会議での議論案を自ら提案」
・情報感度:
「四半期ごとに開示企業の有価証券報告書を分析し、自社とのギャップをレポート化」
・コミュニティ志向:
「管理部メンバー向け勉強会を企画・運営し、社外セミナー講師も招致」
面接では、「なぜベンチャーの裏側に関わりたいのか」「社長の覚悟をどう支えたいか」を、自分の言葉で語れるよう、経験を棚卸しておくとよいでしょう。