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【関西発】真面目なイノベーションを支える仕事とは?ベンチャー支援の事例で知るマルコ・ポーロの価値

IPO準備 , コーポレートガバナンス , 社外役員・監査役 , 資本政策 , 関西スタートアップ支援

2026.06.19

関西ベンチャーの「真面目な挑戦」とは何か

関西で生まれるベンチャーの多くは、「一発当てたい」よりも、医療・介護、環境、地方創生などの社会課題に真正面から取り組む企業です。事業モデルは複雑で、収益化まで時間もかかる一方、社会的意義は大きい。だからこそ、投資家・金融機関・大企業との信頼関係づくりが成長のカギになります。マルコ・ポーロ合同会社は、こうした「真面目なイノベーション企業」が、資本政策やガバナンスでつまずかないよう、創業期から上場後まで航海図を描き続ける役割を担っています。

創業〜シリーズA期:資本政策で進路を誤らないために

あるヘルスケア系スタートアップでは、プロダクトが評価される一方、株主構成が複雑化し、次の資金調達が難航していました。マルコ・ポーロが入ったのは、まだ社員数20名ほどの段階。創業者の持株比率の維持、ストックオプション設計、既存投資家との条件調整などを整理し、「誰がどのタイミングで、どれだけリスクとリターンを取るか」を見える化しました。結果として、シリーズB以降の投資家との交渉がスムーズになり、上場を見据えた安定した株主構成への舵切りが可能になりました。

成長期:社外役員・監査役がつくる信頼インフラ

社員50〜100名の成長フェーズでは、「社長のカリスマ経営」から「組織として信頼される会社」への転換が問われます。関西のSaaSベンチャーのケースでは、マルコ・ポーロが社外役員・監査役候補の要件定義から支援。ガバナンス強化だけでなく、事業戦略や人材育成にも伴走できる人材を選定し、取締役会の議題設計まで含めて設計しました。結果として、上場審査での評価が高まっただけでなく、大手企業とのアライアンス交渉でも「外部の目が入った会社」として安心感を与えることにつながりました。

IPO準備〜上場後:内部監査体制を“形だけ”で終わらせない

IPO直前期にありがちなのが、「内部監査室を作ったが、チェックリスト運用で止まっている」状態です。マルコ・ポーロが支援した製造系ベンチャーでは、上場2年前から内部監査体制づくりを開始。リスク評価の考え方、監査計画の立て方、現場ヒアリングの方法まで、プロジェクトマネジメントとして現場に入りました。上場後も、監査結果を経営会議のアジェンダに落とし込み、「指摘して終わり」ではなく改善サイクルを回す仕組みを定着させることで、海外展開やM&Aにも耐えうるガバナンス基盤へと進化させています。

「羅針盤」として働くキャリアのリアル

こうした支援は、単なるコンサルティングではなく、経営チームの一員として意思決定の重さを共に引き受ける仕事です。毎回、状況も業種も異なるため、正解のテンプレートはありません。その代わりに求められるのは、法務・会計・証券実務の知識に、現場感覚とコミュニティ運営力を掛け合わせること。関西の経営者同士をつなぐネットワーク、監査役同士が学び合う場をつくることで、「孤独なベンチャー経営」を支える羅針盤としての役割が生まれます。自らも学び続ける覚悟がある人ほど、やりがいを感じやすいフィールドです。

ガバナンスに興味がある人へのインプットガイド

専門知識に不安があっても、関心があれば準備は十分可能です。たとえば、
・書籍:『コーポレート・ガバナンスの実務』『ベンチャーファイナンス実務家の教科書』などで基礎固め
・ニュースサイト:日本取引所グループ(JPX)サイト、日経電子版の「スタートアップ」「コーポレートガバナンス」関連連載を定点観測
・イベント:ベンチャーeco倶楽部や「ないかんMeetup」で、監査役・内部監査担当者の生の声に触れる
といった組み合わせが有効です。理論だけでなく、現場の悩みや失敗談に触れるほど、ガバナンス支援のリアリティが立ち上がってきます。

「社会的信頼を高める側」へ舵を切るという選択

キャリアの軸足を、売上最大化だけでなく「社会的信頼をどう高めるか」に置くと、見る景色は変わります。ベンチャー企業の挑戦を、資本政策・社外役員・内部監査といった裏側から支える仕事は、派手さはなくとも、上場や事業成長の節目ごとに確かな手応えがあります。すべての企業がIPOを目指す必要はありませんが、志ある経営者がその手段を「上手に利用」できるよう伴走する存在は、これからの日本にとってますます重要になります。関西発の真面目なイノベーションを支える仕事に関心があるなら、自分の経験がどの場面で活かせるか、一度具体的にイメージしてみる価値は大いにあるはずです。