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【関西ベンチャー×IPO】なぜ今「裏方のプロフェッショナル」が求められているのか?市場動向から読み解くキャリア戦略

CFOキャリア , IPO準備支援 , コーポレートガバナンス , スタートアップ人材 , 内部監査・監査役

2026.05.22

関西ベンチャーとIPO市場のいま何が起きているのか

ここ数年、関西発スタートアップの資金調達額とIPO準備企業数は着実に増加しています。背景には、関西の大学・研究機関発のディープテック、ものづくり系ベンチャーの台頭と、東京一極集中からの分散トレンドがあります。一方で、事業推進に比べて「経営基盤・ガバナンス」人材の層はまだ薄く、監査役や内部監査、CFO候補などを外部から確保する動きが顕著です。起業家の「攻め」に対し、その成長を下支えする「守りと整備」のプロフェッショナルが、関西マーケットで明確な売り手市場になりつつあります。

なぜ今「裏方の専門家」がこれほど求められるのか

IPO審査や機関投資家の目線は、「売上成長」だけでなくガバナンス・内部統制・コンプライアンスへ一段と厳しくなっています。特に未整備が多いのが、株主・ストックオプション設計、監査役機能、内部監査体制などの領域です。起業家自身がこの全てを担うのは現実的でなく、実務をリードできる裏方のプロが必要になります。マルコ・ポーロ合同会社は、こうしたニーズに応え、資本政策から上場後の体制づくりまでをプロジェクトマネジメントとして伴走する役割を担っています。

監査役・社外役員・内部監査・CFO補佐・IPOコンサルの役割とやりがい

ベンチャーの現場では、以下のようなポジションにニーズがあります。
・監査役/社外役員:社長の良きブレーキ役・相談役として、法令と企業価値の両面から助言。
・内部監査:業務プロセスやリスクを可視化し、「仕組み化」を通じて会社を強くする役割。
・CFO補佐:予実管理、資金繰り、エクイティストーリーづくりを事業サイドとつなぐ橋渡し。
・IPOコンサル:証券会社・監査法人との調整を含め、全体進行を管理するPM。
いずれも「正解のないテーマで、社長と一緒に会社をつくる」実感を得られる点が大きなやりがいです。

今は事業会社の経理の人が狙えるキャリアルート

事業会社経理出身者は、決算実務・会計基準の理解が武器になります。まずは、
・連結決算/開示(有価証券報告書など)への関与
・決算早期化プロジェクトの経験
を積んでおくと、ベンチャーでのCFO補佐や内部監査ポジションに移りやすくなります。補強すべきは、会社法・金商法の基礎と、ストックオプション・第三者割当など資本政策の理解です。上場企業での経理経験+ガバナンス・開示の知識が揃うと、IPO準備企業からのニーズは一気に高まります。

金融機関の法人営業・コンサルジュニアからのステップ

金融機関の法人営業、コンサルティングファームのジュニア層は、「企業を見る目」と「プロジェクト進行力」が大きな強みです。ベンチャー側に移る前に、
・財務三表と事業計画を結びつけて読む訓練
・融資・M&A・ファンドなど、資本政策に関わる案件への参加
・複数部署を巻き込む案件でのPM補佐経験
を意識的に積むと、有望なCFO補佐・IPOコンサル候補として評価されやすくなります。エクセルモデルだけでなく、「経営者との対話力」を磨いておくことも重要です。

身につけておくと有利なスキルセットと学び方

裏方プロフェッショナルを目指すなら、次の4領域を意識的に伸ばすと効果的です。
・ガバナンス:会社法、コーポレートガバナンス・コードの要点理解
・コーポレート法務:株主総会、取締役会、契約実務の基礎
・資本政策:株価算定、SO設計、エクイティファイナンスの仕組み
・プロジェクトマネジメント:WBS作成、ステークホルダー調整、リスク管理
書籍・通信講座に加え、実際の上場企業の有報・コーポレートガバナンス報告書を読み込むと、理論と実務のギャップが見えやすくなります。

関西ベンチャーの現場に触れる実践アクションと質問テンプレ

机上の勉強だけでなく、現場を知るにはコミュニティ参加が有効です。代表・黒坂が関与する「ベンチャー監査役の会」「ないかんMeetup」「ベンチャーeco倶楽部」では、IPO準備企業や専門家の生の声に触れられます。イベント申し込み後は、例えば次のような質問を用意しておくと会話が深まりやすくなります。
・「IPO準備で、想像以上に大変だった論点は何ですか?」
・「監査役/内部監査として、最初の1年で意識すべきことは?」
・「今のキャリアから関西ベンチャーに移るなら、何を準備すべきでしょうか?」
まずは関心の高いテーマのイベントから1つ選び、予定を確保するところから動き出してみてください。