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「IPOコンサルの現場から」マルコ・ポーロ合同会社が関西スタートアップの“羅針盤”と呼ばれる理由

コーポレートガバナンス , スタートアップ支援 , 上場準備支援 , 内部統制構築 , 資本政策設計

2026.03.31

ベンチャーを「軽い儲け話」にしないという前提

マルコ・ポーロ合同会社がまず明確にしているのは、「ベンチャー=若者の軽い儲け話」という誤解を正す姿勢です。同社は、ベンチャーを社会課題の解決主体と捉え、その使命と覚悟を前提に支援を組み立てます。事業アイデアの派手さよりも、「何の課題を、どのような構造で解決しようとしているのか」「そのためにどこまで腹を括っているのか」を丁寧に確認する点が、一般的な資金調達支援とは大きく異なります。

この世界観があるからこそ、IPOも単なる出口戦略ではなく、「社会的信頼を獲得し、事業を継続的に伸ばすための手段」として位置づけられます。上場するかどうかではなく、「起業理念の実現にIPOが本当に役立つか」を社長と議論するところからプロジェクトが始まります。

IPOを「目的化」させない支援プロセス

同社のIPOコンサルティングは、証券会社や監査法人との調整にとどまりません。上場準備をビジネスモデル・ガバナンス・資本政策を総合的に見直す機会として位置づけ、以下のようなプロセスで進めます。

  • 社長のビジョン・覚悟の言語化と、IPOの位置づけの整理
  • 成長戦略に対応した資本政策・持株比率の設計
  • 取締役会・監査役会・内部監査体制の構築支援
  • 規程類・稟議プロセス・内部統制の整備と運用定着
  • 上場審査を見据えたリスク管理・コンプライアンス体制の構築

単に「審査を通す」ためではなく、「上場後も持続的に走り続けるための経営基盤」をつくる発想が貫かれています。関西を拠点としながら、首都圏並みの水準でガバナンスと資本政策を作り込める点が、スタートアップから“羅針盤”と呼ばれる理由の一つです。

法務・会社法に強い「実務派」カルチャー

代表の黒坂卓司は、銀行での法人担当・法務実務の経験を背景に、会社法・民法・相続税法まで踏まえた支援を行います。理論だけでなく、「この定款・この取締役会構成で、実際の意思決定はどう運ぶのか」「この株主構成で、将来どんな紛争リスクが生まれうるか」といった現場感のあるアドバイスが特徴です。

また、自社業務に留まらず、「ベンチャー監査役の会」や「ないかんMeetup」などのコミュニティ運営にも取り組み、監査役・内部監査担当者同士が学び合うエコシステムづくりをリードしています。ガバナンスを「書類」ではなく「動かす人」で機能させる、実務志向のカルチャーが支援の土台です。

“羅針盤”と呼ばれる具体的な関わり方

プロジェクト現場では、「社長の覚悟」を軸にした伴走が徹底されます。上場準備の過程では、業績の波、体制づくりの負荷、社内の反発など、様々な壁が現れます。その局面で同社が行うのは、単に「やるべきタスク」を並べることではなく、「何のためにIPOを目指すのか」に立ち返らせる対話です。

例えば、短期利益を優先するか、長期的なブランド構築を優先するかという岐路で、「上場後の10年をどう描くのか」を社長とともに設計し、ガバナンスや資本政策に落とし込んでいきます。荒波の中で進路を見失いかけたときに、原点とゴールを示す存在として機能する――この役割が、羅針盤という比喩に重なります。

どんな志向の人が成長できる環境か

マルコ・ポーロ合同会社の仕事は、華やかな表舞台ではなく、企業の「裏側」を整える地道な実務が中心です。その分、以下のような志向を持つ人ほど成長しやすい環境と言えます。

  • スタートアップの理想論だけでなく、規程・会議体・文書管理などの泥臭い基盤づくりにも価値を感じられる人
  • 法務・会計・ガバナンスといった専門知識を、経営判断と結び付けて考えたい人
  • 経営者と直接議論し、抽象的なビジョンを具体的な制度・プロセスに翻訳する仕事に関心がある人
  • 「上場=ゴール」ではなく、「上場後に社会から信頼され続ける企業づくり」に関わりたい人

入社1〜3年で挑めるプロジェクトのイメージ

同社の規模とビジネス特性上、若手でも早い段階から現場の中心に立つ機会があります。例えば、次のような役割が想定されます。

  • IPO準備企業における内部統制整備プロジェクトのサブリード─ 現場ヒアリング、業務フロー整理、規程案のドラフト作成、社長・管理部門との調整などを主担当として担う。
  • 資本政策立案に関するモデル作成・シミュレーション─既存株主構成と将来ラウンドを踏まえたシミュレーションを行い、シナリオ別の選択肢を提示する資料を作成する。
  • 「ないかんMeetup」などコミュニティ運営の企画・運営─ テーマ設定、登壇者との調整、参加企業フォローを通じて、監査役・内部監査担当者のネットワークづくりを支える。

こうした経験を通じて、単なる専門知識にとどまらず、「ベンチャーが社会から信頼されるために何が必要か」を多面的に理解していくことができます。

関西スタートアップの未来を形づくる羅針盤として

IPO支援・ガバナンス構築に特化したマルコ・ポーロ合同会社は、関西で数少ない「資本政策とガバナンスの両輪を設計できる専門家集団」として、スタートアップの航路を示し続けています。ベンチャーを社会課題の担い手と捉え、社長の覚悟を起点に、上場後を見据えた経営基盤を整える――その積み重ねが、関西のスタートアップエコシステム全体の信頼性を押し上げていると言えるでしょう。