内部監査×コミュニティ運営というレアな仕事とは
マルコ・ポーロが担っているのは、ベンチャー企業の内部監査・ガバナンス支援と、「ないかんMeetup」「ベンチャー監査役の会」といったコミュニティ運営を組み合わせた、少し珍しい仕事です。
単にチェックリストを回す内部監査ではなく、現場に入り込んで体制をゼロからつくる実務家でありつつ、その一方でイベントを企画し、同じテーマに向き合う人たちをつなぐ“ハブ”のような役割も担います。
デスクワークと対話・場づくりが往復する、「仕組み」と「人」の両方に関わるポジションです。
顧客企業と一緒に「ないかん」をゼロから立ち上げる
クライアントの多くは、これから上場を目指すベンチャー企業です。
そこでは、内部監査室がまだなかったり、担当者が1名だけだったりと、「これから形にしていく」フェーズが一般的。
この仕事では、リスク評価・年間計画の設計、フロー整備、経営陣へのレポートラインづくりなどを、経営陣・管理部門と議論しながら一緒に組み上げます。
「指摘して終わり」ではなく、現場が動きやすい形に落とし込むのが腕の見せどころです。
ないかんMeetupの企画内容と印象的なディスカッション
ないかんMeetupは、内部監査・内部統制に関わる人たちが集まり、リアルな悩みを“持ち寄る”場として運営しています。
過去の企画例としては、
・「シリーズB〜上場直前期の内部監査立ち上げリアル」ケーススタディ
・IPO経験者を招いた「経営陣とぶつからない報告の仕方」ディスカッション
などがあります。
特に印象的なのは、「内部監査は嫌われ役なのか?」をテーマにした回で、参加者同士が失敗談を共有し合い、「伝え方を変えたら一気に協力的になった」という具体的な工夫が多く飛び出しました。
コミュニティで得た知見を、再び顧客企業へ循環させる
Meetupや「ベンチャー監査役の会」で出てきた事例や悩みは、そのまま終わりません。
運営側として参加していると、他社の工夫や最新動向を体系的に整理でき、それをテンプレートやチェックリスト、経営者向け説明資料などに落とし込み、顧客企業へ還元していきます。
現場での支援 → コミュニティでの共有 →そこで得た学びを再度現場へ、というループが回り続けることで、自分自身の専門性も自然にアップデートされるのが特徴です。
この職種に向いている人の3タイプ
このレアな職種に合いやすいのは、例えば次のようなタイプです。
1.人と話すのが好きなロジカル派:数字や制度も追えるが、雑談も苦にならない人。
2.ベンチャーの「舞台裏」が気になる人:表に出ない仕組みづくりやガバナンスに興味がある人。
3.勉強し続けるのが苦にならない人:法改正や上場基準など、新しい情報を追い続けることを楽しめる人。
完璧な監査経験より、「真面目なチャレンジを応援したい」というスタンスが出発点になりやすい仕事です。
応募前に試してほしいオンライン・オフライン行動リスト
この世界に興味があるなら、まずは次のような一歩から始めてみると、イメージが具体的になります。
・ないかんMeetupや関連イベントに、参加者として一度足を運んでみる
・Xやnoteなどで、IPO・内部監査・ガバナンス関連のアカウントをフォローして情報収集する
・上場企業の有価証券報告書やコーポレートガバナンス報告書を、気になる会社だけでも読み比べてみる
・自分が所属する組織の「リスク」や「チェックの仕組み」を紙に書き出してみる
こうした小さな行動を通じて、「内部監査×コミュニティ運営」という仕事とのフィット感を、自分なりに確かめていくことができます。