荒れた海を進むベンチャーに「羅針盤」を渡すという仕事
マルコ・ポーロ合同会社の支援スタイルは、表に出にくい「経営の裏側」を長期で支えることに特徴があります。資本政策、内部統制、ガバナンスといった領域は、ベンチャーにとって重要でありながら後回しになりがちです。同社はIPOコンサルティングや顧問・アドバイザリー、社外役員就任を通じて、荒れ狂う海を進むベンチャーに航路と羅針盤を示します。単発の助言ではなく、上場とその後の成長までを見据えて、経営判断の背景にあるリスクと機会を共に整理していく「伴走型」が前提です。
プロジェクトとコミュニティの両輪で支える支援モデル
特徴的なのは、個社プロジェクトとコミュニティ運営を組み合わせた支援モデルです。具体的には、IPO案件やガバナンス構築の実務を進めながら、
・ベンチャーeco倶楽部
・ベンチャー監査役の会
・ないかんMeetup
といった場を運営し、経営者や監査役、内部監査担当者が学び合える土壌を整えています。プロジェクトで得た知見をコミュニティで共有し、コミュニティで生まれた気づきを個社支援に還元する循環構造が、品質とスピードの両立につながっています。
イベント・勉強会の「裏方」として担う具体的な役割
コミュニティ運営の裏側では、テーマ設計から登壇者アサイン、参加者同士のマッチングまで、細かなプロジェクトマネジメントが行われます。たとえば、ガバナンスや内部監査の勉強会では、ベンチャーが直面しやすい論点を抽出し、「今日から使えるチェックリスト」レベルに落とし込む設計が求められます。当日の進行だけでなく、終了後のフォローや、次回テーマへのニーズ整理まで一貫して担うことで、単なるイベントではなく「継続的な学びの場」として機能させている点が特徴です。
信頼は肩書きでなく「現場の伴走」から生まれる
関西を中心に、社長同士の紹介でネットワークが広がっているのも、この伴走型スタイルの結果です。資本政策や監査役機能の整備など、面倒で敬遠されがちなテーマを、現場に入り込んで一緒に組み立てていくことで、「相談しやすい相手」として認識されます。社外役員やアドバイザーとして、意思決定プロセスをともに考える時間が増えるほど、情報も悩みも自然と共有されるようになります。こうして築かれた信頼が、コミュニティにも好循環をもたらしています。
数字では測りにくい「やりがい」とネットワーク志向のメリット
この仕事の成果は、株価や調達額だけでは測れません。数年前には想像できなかった規模に成長したベンチャーが、上場後も健全なガバナンスを維持している姿に触れられるのは、大きなやりがいです。また、監査役や内部監査、人事、法務など多様な専門家と日常的に接することで、自身の知見とネットワークが自然に広がります。「誰と、どのタイミングでつなぐと最も価値が出るか」を考える習慣がつき、プロジェクト単位を超えた貢献ができる点も、この働き方ならではの魅力です。
社外コミュニケーションが多い仕事を目指す人への実践アドバイス
将来、社外と関わる仕事に興味があるなら、次のような場に参加しておくと経験が語りやすくなります。
・起業・スタートアップ関連セミナー
・ガバナンス、内部統制、コンプライアンスの勉強会
・業界横断のビジネス交流会やピッチイベント
自己PRでは、
1.どんな場で、誰と関わったか
2. 自分が担った役割(企画、調整、ファシリテーション等)
3. 相手の変化や学びにどう貢献できたか
を整理すると、コミュニティ型の支援カルチャーにフィットする経験として伝わりやすくなります。