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【関西ベンチャーの“裏側”に潜入】マルコ・ポーロが見てきた、上場ベンチャーの共通点とそこで働くおもしろさ

コーポレートガバナンス , 上場準備 , 内部統制 , 監査役コミュニティ , 関西スタートアップ

2026.05.28

関西ベンチャーの現場で見えてきた「伸びる会社」の共通点

関西のベンチャーを長く見ていると、「伸びる会社」は驚くほど似た顔つきをしています。共通するのは、まず社会課題への明確な問いがあること。儲かりそうだからではなく、「この不便をなくしたい」「この業界の当たり前を変えたい」と言い切れるテーマを持っています。
次に、数字とガバナンスに強い経営チーム。売上だけでなく、資本政策や内部統制を早い段階から意識し、泥臭い整備にも向き合います。
最後に、「変化を前提にした組織づくり」。制度も役割も固定せず、フェーズに応じて素早くアップデートできる柔らかさを持っていることが、上場後の成長を分けています。

IPOまでの“荒れ狂う海”をどう越えたか:3つの匿名事例

たとえば、あるヘルスケア系ベンチャーは、医療現場のアナログ業務をDXするプロダクトで挑戦しました。規制対応や個人情報管理のハードルは高く、IPO準備中に仕様変更とルール整備を何度もやり直しましたが、「現場の負荷を減らしたい」という軸をぶらさず上場へ到達しました。
別のSaaS企業は、売上は伸びているのにガバナンスが追いつかず、直前で上場スケジュールが見直しに。取締役会や内部監査体制を再構築し、1年遅れで上場。その間に組織力が鍛えられ、上場後のM&A戦略をスムーズに進められました。
共通するのは、「時間がかかっても、基盤づくりから逃げなかった」ことです。

マルコ・ポーロ流「伴走型」ガバナンス支援のリアル

こうした企業に対し、マルコ・ポーロは資料作成やチェック役にとどまらず、プロジェクトマネージャーとして現場に入り込むスタイルをとっています。
・資本政策や上場スケジュールのロードマップ設計
・監査法人・証券会社とのコミュニケーション整理
・社内のキーパーソンを巻き込む会議体づくり
などを一気通貫で支援し、「社長の覚悟」がチーム全体に伝播するよう設計していきます。
単に「チェックされる立場」ではなく、「一緒に上場を取りにいくチームメイト」としてカウントされる。その距離感が、マルコ・ポーロらしさと言えます。

コミュニティで支える:ベンチャー監査役の会・ないかんMeetup

個社支援と並行して、マルコ・ポーロはコミュニティ運営にも力を入れています。ベンチャー監査役の会では、監査役・社外役員が実務の悩みを持ち寄り、経験や失敗談まで共有。教科書には載らない「現場の判断基準」を学べる場です。
ないかんMeetupは、内部監査・ガバナンス担当者がゆるやかにつながる交流会。フェーズも業種も違う企業の担当者が、「うちではこうしている」を持ち寄り、互いの仕組みを磨き合っています。
コミュニティを通じて、関西ベンチャー全体のガバナンス水準を底上げしていく。それが、荒れた海を航海する船を増やすことにつながっています。

ガバナンスのプロとして関わる“おもしろさ”

ガバナンス・内部統制というと「堅そう」「地味そう」と思われがちですが、現場はむしろダイナミックです。
・事業成長とリスクコントロールの「折り合い」をつける
・社長の頭の中のビジョンを、ルールや体制に翻訳する
・上場審査という“外部のものさし”を、会社の成長に活かす
といった仕事は、会社の未来に直結します。
プロダクトをつくるわけではなくても、「この会社が10年後も社会に必要とされる形をどう守るか」を一緒に考える役割。ベンチャーの“真面目なイノベーション”を裏側から支える手応えがあります。

真面目なイノベーションに関わりたい人が今からできる3つのアクション

関西ベンチャーの裏側に興味が湧いたら、次の3つから始めてみるのがおすすめです。
1. 情報収集:IPO事例やガバナンス関連のニュースを追い、「どんな論点があるか」をストックする。
2. 勉強会・イベント参加:ベンチャーや内部統制をテーマにした勉強会へ足を運び、実務者の生の声を聞く。
3.価値観リストづくり:「どんな社会課題に関わりたいか」「どのフェーズの会社がおもしろそうか」「どこまで泥臭い仕事を楽しめるか」を紙に書き出し、自分の軸を言語化する。
その一歩が、「挑戦する企業の羅針盤」としてベンチャーを支えるキャリアへの入口になります。