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内部監査・監査役支援って“攻めの仕事”だった!?マルコ・ポーロでガバナンスを動かすキャリアガイド

IPO準備 , コーポレートガバナンス , スタートアップ支援 , 内部監査キャリア , 監査役支援

2026.03.27

「チェック係」だけじゃない、ガバナンスを“動かす”仕事

内部監査や監査役支援というと、「ルール違反を探してチェックする地味な役割」というイメージを持たれがちです。マルコ・ポーロ合同会社が関わるのは、その真逆。ベンチャー企業、とくにIPO準備中のスタートアップに入り込み、「ガバナンスを作って、動かして、育てる」攻めの仕事が中心です。

単にNGを指摘するのではなく、「どうすれば社長の描く成長ストーリーを、上場という手段も使いながら実現できるか」を一緒に設計していく。そのプロセスで、内部監査担当や監査役が、事業成長の“ブレーキ”ではなく“チューニング担当”に変わっていきます。

上場準備スタートアップの内部監査を0→1で立ち上げるステップ

1.まず「社長の覚悟」とビジョンを聞き切る

マルコ・ポーロが最初に行うのは、チェックリスト作りではありません。IPOを本気でやり切る覚悟があるか、そもそも何のために上場したいのか――社長と徹底的に対話します。ここで聞き出したビジョンが、内部監査の「設計図」になります。

2.事業オペレーションを“見える化”する

次に、営業・開発・管理部門など、現場のフローを洗い出します。・売上が立つまでの流れ・意思決定のプロセス・権限と責任の線引きなどを図解し、「どこでリスクが生まれやすいか」を一緒に整理します。

3. 「守り」と「攻め」を両立する内部監査計画

上場審査に必要なチェック項目を押さえつつ、「この会社の成長を止めないために、どこを重点的に見るか」を決めます。たとえば、営業のスピードとコンプライアンスを両立させるルール作りや、SaaS企業なら解約リスクを早期に検知するしくみなど、ビジネスモデルに合わせて設計します。

4. 社内の「ひと」を巻き込み、仕組みを回す

内部監査担当が一人で頑張っても、実務は動きません。そこで、管理部長や現場リーダーを交えた定例ミーティングを設け、・ルールを現場の言葉に翻訳する・形骸化しそうなチェックを見直す・「ここまでやればOK」という合意ラインをつくるといった調整を行います。この「橋渡し」ができるかどうかが、攻めの内部監査かどうかの分かれ目です。

監査役と経営陣の“通訳”として立ち回る

上場準備の現場では、「監査役と経営陣がうまく本音を言い合えない」という課題もよくあります。マルコ・ポーロは、監査役として、あるいは監査役をサポートする立場から、

  • 経営陣の「攻めたいポイント」を整理して監査役に伝える
  • 監査役が懸念するリスクを、経営陣の意思決定に落とし込む形で提案する
  • 両者が納得できる着地点を、一緒に設計する

といった“通訳役”を担います。ここで重要なのは、会社法・金商法などの知識だけでなく、「この会社はどこで勝とうとしているのか」という経営のストーリーを理解していることです。

コミュニティで「ガバナンスを動かす人」を増やす

マルコ・ポーロは、自社の案件だけでなく、・ベンチャー監査役の会・ないかんMeetup(内部監査担当者向け)といったコミュニティも運営しています。

ここでは、・上場準備のリアルな失敗談・成功例の共有・他社で機能した内部監査の仕組みの紹介・「監査役としてどう経営陣と向き合うか」という生々しい議論などが行われます。一社だけではたどり着きにくい「現場感のある解」が、ここで集まり、還流していきます。

未経験から挑戦するための学び方と経験の棚卸し

まず押さえたい知識の優先順位

  • 会社法:取締役・監査役の役割、株主総会・取締役会の基本
  • 金融商品取引法:有価証券報告書・内部統制報告書のイメージ
  • コーポレートガバナンス・コード:上場企業に求められる考え方

分厚い本を最初から読むより、「IPO準備」「内部統制入門」などの実務寄りの解説から入る方が、イメージがつかみやすくおすすめです。

現職での経験をどう活かせるか

選考でアピールしやすいのは、次のような経験です。

  • 業務フローを見直して、ミスやムダを減らした経験
  • 営業と管理、開発と営業など、立場の違う人たちの調整役をした経験
  • 数字やデータをもとに、経営や上司に提案した経験
  • コンプライアンスやルールづくりのプロジェクトに関わった経験

これらはすべて、「ガバナンスを動かす」仕事の素地になります。職務経歴書では、・どんな課題に気づき・どんな仕組みを考え・結果として何が変わったかを簡潔にストーリーで書けると、内部監査・監査役支援との接続が伝わりやすくなります。

ガバナンスは、社会課題解決の“インフラづくり”

ベンチャー企業は、社会課題に真正面から取り組むプレーヤーです。その挑戦が継続し、社会から信頼される形でスケールしていくためには、ガバナンスというインフラが欠かせません。

内部監査・監査役支援の役割は、そのインフラを「作って、動かして、育てる」こと。地味どころか、企業の未来を左右する“攻めの仕事”です。もし今の仕事で、「もっと経営の根っこに近いところで価値を出したい」と感じているなら、ガバナンスを動かすキャリアは、想像以上にフィットするかもしれません。