9:00|梅田オフィスに出社。メールチェックと今日のToDo整理
大阪梅田ツインタワーズ・サウス15Fのシェアオフィスに到着すると、まずはPCを立ち上げ、顧客ベンチャーや監査法人、証券会社からのメールをチェック。SlackやTeamsで社内メンバーのステータスも確認し、「今日動かすべき案件」を15分ほどで整理します。服装はジャケパンが基本ですが、客先訪問がなければノーネクタイのビジネスカジュアルが中心。午前中は頭を使う作業が多いため、IPOスケジュール表やガントチャートを見ながら、タスクの優先順位を一気に固めていきます。
10:00|社長とのオンラインMTGで「覚悟」とIPOロードマップをすり合わせ
午前のメインは、支援先ベンチャーの社長とのオンラインミーティング。Zoomでつなぎ、「なぜ上場したいのか」「どんな社会課題を解決したいのか」といった原点から丁寧に確認します。そのうえで、直近3年の計画、監査法人対応、ガバナンス体制の構築など、IPOロードマップを一緒に描き直す時間です。単にタスクを並べるのではなく、「社長の覚悟」がどこまで具体的なアクションに落ちているかを確認するのがマルコ・ポーロらしいポイントです。
13:00|資本政策とガバナンスの「壁打ち」タイム
午後は、エクセルで資本政策シミュレーションを回しながら、代表と「どこまで希薄化を許容するのか」「社外役員や監査役をどう組み込むか」を議論します。若手メンバーはドラフト資料を作り、代表パートナーのレビューを受けながら修正。ベンチャー投資の条項表や会社法の基本も押さえつつ、「この条件だと将来の意思決定はどう変わるか?」といった視点で壁打ちするのが日常です。金融の理論だけでなく、実務感と社長の価値観をつなぐ役割が求められます。
15:30|ないかんMeetup・ベンチャー監査役コミュニティの企画準備
夕方には、ないかんMeetupやベンチャー監査役の会のイベント企画・運営に時間を使うこともあります。具体的には、次回テーマの候補出し、登壇者候補への打診メール、告知文のドラフト作成など。監査役や内部監査担当者が「明日から使える」知見を持ち帰れるよう、プログラム構成を検討するのも若手の仕事です。単なる自社PRではなく、関西のスタートアップ・エコシステム全体の底上げを意識した内容にする点が特徴と言えます。
17:00|リモートでの資料作成とチーム内レビュー
夕方以降は自宅に移動してリモートワークに切り替える日も多く、Teamsでステータスを更新してから作業を再開します。担当するのは、IPO準備会社向けのガバナンス体制提案書、取締役会規程のドラフト、内部監査計画のたたき台など。代表からのコメントはオンラインで即時フィードバックされ、赤入れの意図も丁寧に共有されます。オフィスか自宅かに関わらず、「経営者が明日判断に使えるレベルまで仕上げる」ことが常にゴールです。
19:00|この仕事に向いているかを考える3つの質問
自分に合うかを見極めるために、次の3つを自問してみてください。
- 数字・法律・ガバナンスといった「地味だけど重要なテーマ」を深掘りするのが苦にならないか
- 社長や役員クラスと直接やりとりしながら、率直な意見をぶつけ合う環境を楽しめそうか
- 「上場=ゴール」ではなく、その先の社会的インパクトまで考える視点を持ちたいと思うか
- 実際に関わったIPO案件で、一番大変だった局面と乗り越え方
- 若手メンバーに任される役割の変化(入社1年目・3年目・5年目)
- 関西発のベンチャー支援だからこそ感じるやりがいと難しさ
- リモートと出社のバランス、繁忙期の働き方のリアル
- ガバナンスや資本政策を学ぶための具体的なインプット方法
これらにある程度「YES」と感じるなら、IPOコンサルの現場は成長機会の多いフィールドになるはずです。
カジュアル面談で聞いてほしいことリスト
最後に、もし話を聞く機会があれば、次のようなテーマを率直に尋ねてみると、ミスマッチを減らせます。
こうした質問を通じて、自分のキャリア観や価値観と、この仕事のリアルを重ねて考えてみてください。