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営業だけど“売り込まない”?ひし形金網メーカーの法人営業が担う「課題解決型」の仕事を徹底解説

ひし形金網 , 建設業向け提案 , 法人営業 , 落石防護フェンス , 課題解決型営業

2026.04.07

「売り込まない営業」って何をしている?ひし形金網メーカーならではの法人営業のスタンス

共和鋼業の営業は、商品の在庫をひたすら売り込むスタイルではありません。ゼネコン・設計事務所・行政などから「こんな場所を守りたい」「こういうデザインにしたい」と相談を受け、その条件を整理しながら最適なひし形金網を一緒に考えていきます。ポイントは、・安全性、デザイン、環境配慮などの条件を整理・翻訳する・製造現場やX-Labと連携し、「できる/できない」を検証する・短期の売上より、信頼関係と長期的な付き合いを重視するという「課題解決型」のスタンスです。相手に寄り添い、専門性で頼られるポジションを目指すのが、この営業の特徴です。

1案件のリアルな流れを追う:初回ヒアリングから「最適な金網条件表」ができるまで

1案件は「ヒアリング」から始まります。初回訪問では、・どんな場所に使うのか(道路、公園、建物の外装など)・必要な強度や安全基準、デザインの方向性・工期、予算、メンテナンスの考え方といった情報を聞き出します。その後、社内で製造部門やX-Labと検討し、線種・線径・網目・幅などを整理した「金網条件表」を作成。図面レビューでは、取り付け方法や現場条件とのズレがないかを確認し、必要に応じて代替案も提案します。ただ見積り金額を出すのではなく、「この条件ならなぜこの仕様なのか」を説明できるかが腕の見せどころです。

ケース1:山あいの道路を守る“落石対策フェンス”案件で、安全と施工性を両立させるまで

山あいの道路沿いに落石防護フェンスを設置する案件では、「人命とインフラを守ること」が最優先です。営業は現場写真や地形データをもとに、・想定される落石規模と必要強度・支柱間隔や施工機械の入りやすさ・維持管理のしやすさを整理。製造部門と協議しながら、線径・網目の大きさ・補強方法を調整します。たとえば「安全性は確保しつつ、作業員が運びやすい重さに抑える」といったバランスをとるのも営業の仕事です。図面や積算条件を何度かすり合わせ、最終的にゼネコンや行政担当者から「これなら現場で施工しやすい」と納得してもらえる仕様を形にしていきます。

ケース2:商業施設の外装ファサード案件で、デザインとメンテナンス性をすり合わせる

商業施設の外装ファサードでは、建築家やデザイナーから「透け感を活かしたい」「独自の表情を出したい」といった要望が出てきます。営業は、・求める見え方(昼/夜、近景/遠景)・錆びにくさや清掃のしやすさ・風圧・耐久性などの技術条件を整理し、意匠性と性能を両立する仕様を提案します。網目10mmの細かいひし形や特殊な線材を使った提案など、共和鋼業ならではの設備・技術をどう活かすかもポイントです。サンプルを実際に見てもらい、「思っていたデザインと近いか」「将来のメンテナンス負荷はどうか」を丁寧にすり合わせることで、完成後も長く愛される外装づくりに貢献します。

ケース3:プロダクト案件でX-Labと組み、ゼロから「金網の使い方」を形にするまで

ベンチやハンモックなどのプロダクト案件では、「金網をどう使うか」から一緒に考えるフェーズが多くなります。デザイナーや企業からの相談を受けて、営業はX-Labメンバーとチームを組み、・座り心地・触り心地などの体感価値・重量、強度、安全性・量産しやすさやコストバランスを議論しながら試作品づくりを進めます。完成形が決まっていない状態から、サンプル製作→フィードバック→改良を繰り返すプロセスは、クリエイティブなやり取りの連続です。「土木資材」の枠を超えて、ひし形金網の新しい使い方を世の中に提案していくワクワク感を味わえるのも、この仕事ならではと言えます。

未経験から3年目まで、法人営業がどんなふうに力をつけていくか

入社1年目は、先輩同行で現場・お客様・製造現場を知る期間です。図面の読み方や金網の基本仕様、見積りの流れを学びながら、簡単な案件の対応からスタートします。2年目になると、小規模案件の担当を任され、初回ヒアリングから納品まで一連の流れを自分で回していきます。お客様からの質問にすぐ答えられない時も、社内に持ち帰って解決策を探る経験を重ねていきます。3年目には、落石防護や外装ファサードなど難度の高い案件で、仕様検討の中心として動けるようになるイメージです。「この案件なら、こういう金網が合う」と仮説を立てられるようになると、提案の幅も一気に広がります。

今日からできる「現場密着」トレーニングと、応募前に用意しておきたい質問リスト

課題解決型の営業を目指すうえで、今日からできるトレーニングとしては、・街中のフェンスや防護柵を意識して観察する(どこに、なぜ、どんな形で使われているか)・商業施設の外装やインテリアで「金属メッシュ」がどうデザインされているかを見る・WEB上の施工事例写真を見て、「仕様と使われ方」の関係を想像してみるといったことが役立ちます。応募前に用意しておきたい質問としては、・営業と製造・X-Labの連携の進め方・1~3年目の具体的な育成ステップと関わる案件の種類・環境配慮や新しい用途開発に営業としてどう関われるかなどがあります。こうした視点を持って会社を理解していくことで、「自分もこの現場で課題解決に関わりたい」というイメージをより具体的に描きやすくなるはずです。