「ひし形を編み、心地よい毎日をつくる」ってどういうこと?
森永社長:「ひし形金網って、高速道路の柵や落石防護の“守る”イメージが強いと思います。でも私たちが目指しているのは、安心・安全はもちろん、その先の“心地よさ”までつくること。視界を遮らず、風や光を通しながら、空間をやわらかく区切る。座る・寝る・触れるといった身体の感覚も含めて、毎日の心地よさをデザインできる素材だと考えています」
X-Labメンバー:「『金網=工事現場』という固定観念をほどいて、“こんな場所にも使えるかも”と想像してもらえる存在になりたいですね。」
高速道路から公園まで、工業用ひし形金網が支える安心・安全
若手社員:「入社して驚いたのは、ひし形金網が本当にあちこちで使われていることです。例えば、
- 高速道路の落下物防止柵
- 鉄道沿線や学校のフェンス
- 山間部の落石・落雪防止網
森永社長:「線の種類や太さ、網目の大きさを変えることで、求められる強度や耐久性にきめ細かく応えられます。JIS認証を取得した製品で、公共インフラの“当たり前の安全”を静かに支えているのが、まず私たちの土台です。」
ベンチやハンモックにも?X-Labが広げる“心地よさ”の実験
X-Labメンバー:「私たちX-Labは、『もし、この金網を家具にしたら?』という問いからスタートしました。細かい10mm目のひし形金網を編める設備があるからこそ、
- 体をやさしく支えるハンモック
- 座ると少したわむベンチ(NETBENCH)
- 陰影がきれいなグラフィックフェンス
など、これまでにない使い方を試せます。
若手社員:「展示会で『これ、あの工事用の金網なんですか?』と驚かれる瞬間が、一番うれしいですね。」
「守る」から「心地よさをつくる」素材へ―共和鋼業の世界観
森永社長:「私たちが大切にしているのは、“土木資材だからこうあるべき”という枠を一度横に置くこと。ひし形金網のしなやかさや光の通り方を活かせば、
- 建築のファサードや天井材
- 店舗内装やアート作品
- 教育・ワークショップの素材
などへ、活躍の場は広がります。環境負荷を抑えつつ、軽くて加工しやすい素材として、“安心・安全”と“ワクワクする暮らし”の両方に貢献したいと考えています。」
環境への取り組みと、ものづくりの現場で大事にしていること
X-Labメンバー:「環境への配慮は、開発の前提条件です。省エネや廃棄ロス削減、水や溶剤使用量の削減など、日々の工場改善も続けています。」
若手社員:「社内セミナーでは『金網で何ができる?』をテーマに、職種関係なく意見を出し合います。効率よく・無駄なく・タイムリーに届けることも、環境負荷を減らす大事な視点。縁の下の力持ちでありながら、“思い出してもらえる素材”でありたいという話をよく聞きます。」
自分の強みをどう活かせる?ちょっとしたセルフワーク
X-Labメンバー:「私たちの仕事は、“可能性を見つけて形にすること”の連続です。自分の強みも同じだと思っています。例えば、メモにこんな3つを書き出してみてください。」
- 人からよく頼まれること・褒められること
- 時間を忘れて没頭してしまうこと
- 『もっとこうなったらいいのに』と日常で感じる違和感
森永社長:「その3つの交わるところに、あなたなりの“編み方”があります。技術、デザイン、コミュニケーション…どんな強みも、ひし形金網の可能性を広げる力になり得ます。」
対話を深めるために―事前に用意しておくと役立つ質問リスト
座談会メンバー一同:「もし私たちの考え方に少しでも興味をもったら、こんな問いを手元に用意してみてください。」
- ひし形金網の“心地よさ”を、今後どんな領域で実現していきたいですか?
- 環境配慮とものづくりの両立で、いま一番チャレンジしていることは何ですか?
- 異業種・デザイナーとの協業で印象に残っているプロジェクトは?
- 若手メンバーには、どんな視点や提案を期待していますか?
X-Labメンバー:「こうした問いから対話が始まると、お互いのイメージがぐっと近づきます。“ひし形を編み、心地よい毎日をつくる”という言葉の中身を、一緒に深めていければうれしいですね。」