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世界が注目する“ひし形金網”メーカーへ。GOOD DESIGN賞ほか受賞歴から読み解く共和鋼業の強みと将来性

公共空間デザイン , 土木資材メーカー , 工業デザイン , 異業種コラボ , 金網プロダクト開発

2026.05.13

土木資材メーカーがデザイン賞を受ける理由

共和鋼業は、落石防護網やフェンスなどの「縁の下」を支える土木資材メーカーでありながら、GOOD DESIGN AWARDや大阪製ブランドなど、デザイン分野の評価も多数得ています。その背景にあるのは、「ひし形金網の可能性は無限大」という視点です。安心・安全を守る機能性は前提としつつ、線の太さや網目の細かさ、柔軟性・透過性といった特徴を、建築・インテリア・プロダクトへ拡張することで、「守る素材」を「心地よさをつくる素材」へと再定義してきた点が高く評価されています。

ニットフェンス・NETBENCHに見る“ひし形金網”の再定義

GOOD DESIGN賞を受賞した「ニットフェンス」は、10mmと非常に細かい網目を活かし、従来の金網フェンスよりもしなやかで軽やかな表情を実現したプロダクトです。また「NETBENCH」は、編まれた金網の“たわみ”をあえて活かし、座り心地や触り心地といった身体感覚にアプローチしたベンチとして評価されました。どちらも土木資材の延長ではなく、「編む」「支える」「しなる」といった素材の本質から発想し直している点が特徴で、ひし形金網を空間デザインの要素へと昇華させた事例といえます。

X-Labと異業種連携が生む新領域プロジェクト

共和鋼業の開発拠点「X-Lab」では、デザイナーや企業、大学とのコラボレーションを通じて、新しい用途開発が日常的に行われています。建築の外装ファサードや室内の天井材、学校での教材としての活用、さらにはメタバース空間での「ひし形パターン」の表現など、実験的なプロジェクトも増えています。小さな専門メーカーでありながら、外部パートナーとの協働を前提にしているため、自社単独では生まれなかったアイデアが、プロダクトや空間デザインとして次々に形になっている点が大きな特徴です。

なぜ“小さな専門メーカー”が選ばれるのか

選ばれている理由は、「専門性」と「柔軟性」の両立です。創業以来ひし形金網に特化してきたことで、線材・線径・網目・幅(最大8m)を組み合わせた多様な仕様提案が可能であり、JIS認証による信頼性も備えています。一方で、小ロットや試作への迅速な対応、特殊設備による10mm目などニッチな仕様にも対応できる柔軟さがあります。この「確かな工業品質」と「実験に付き合ってくれる姿勢」が、建材メーカーや設計事務所、クリエイターからの継続的な相談につながっています。

活躍できる人材のスキル・マインドセット

共和鋼業で力を発揮できるのは、「素材から発想できる人」です。具体的には、以下のようなスキルとマインドが求められます。
・金属や構造、材料に対する基礎的な理解
・建築・空間・プロダクトなど他分野への関心と越境意欲
・CADや3D、図面を通じたコミュニケーション能力
・環境負荷低減、省エネルギーといった視点への共感
既成概念にとらわれず、「この網目だからできることは何か?」と問い直し続ける姿勢が、新しいプロジェクトを生み出す原動力になります。

将来の事業ビジョンと関わりうるプロジェクト像

今後は、インフラ・防災分野での役割を維持しつつ、建築・インテリア・都市景観・教育・メタバースへと活用領域を広げ、「安心・安全」と「心地よさ・ワクワク感」を両立させるプロジェクトが増えていきます。具体的には、環境配慮型の外装材、公共空間のベンチや遊具、学校やミュージアムでの学習ツール、バーチャル空間と連動したインタラクティブなインスタレーションなどが想定されます。ひし形金網を共通言語として、リアルとデジタルをつなぐ仕事に関わるチャンスも広がっていくでしょう。

ポートフォリオ・職務経歴書でアピールしたいポイント

書類やポートフォリオでは、「素材の理解」と「課題設定力」を軸に構成すると効果的です。
・材料や構造に着目して設計した事例
・安全性・耐久性とデザイン性を両立させたプロジェクト
・異業種や他分野との協働経験、ワークショップ等の事例
・環境負荷低減や長寿命化を意識した設計の工夫
などを具体的に示すとよいでしょう。また、図面・モックアップ・検証プロセスの写真など、「どう考え、どう試したか」が分かる資料を添えることで、ひし形金網の可能性を共に広げていけるパートナーとしてのイメージが伝わりやすくなります。