なぜ共和鋼業を選んだのか ― 若手・中堅・ベテランの本音
若手社員は「モノづくりに最後まで関われる会社」を探す中で、ひし形金網専門という一点突破の軸に惹かれたと言います。中堅は「公共インフラからデザイン案件まで、一つの素材でここまで守備範囲が広い会社は珍しい」と転職を決意。創業期を知るベテランは、高速道路や鉄道の安全を支える責任感と、現場から寄せられる「助かった」の声が何よりのモチベーションだと語ります。世代は違っても共通しているのは、「派手ではないが、社会になくてはならない役割を担える」という静かな誇りです。
「可能性は無限大」を実感する瞬間 ― 工業用からプロダクトまで
落石防護やネットフェンスといった工業用は、完成後に現場を訪れると「この区間を自分たちの金網が守っている」と実感できる仕事です。一方、GOOD DESIGN AWARDを受賞したニットフェンスや、JIDA選定のベンチなど、デザイン案件では「同じひし形金網が、公共空間の景色そのものを変えている」と若手は語ります。中堅は「網目10mm・線径2.0mmなど、うちにしかない設備があるからこそ、建築家やデザイナーから難しい相談が来る」と話し、ベテランは「土木資材の固定観念が崩れていくのが面白い」と笑います。
仕事のやりがいと大変さ ― 「縁の下の力持ち」であり続ける覚悟
工場の現場では、線種・線径・網目の組み合わせを変えながら、JIS規格に適合した品質を安定して出すことが求められます。若手は「初めは数字だらけで混乱したが、条件を自分で組み立て、狙いどおりの網が編めたときの達成感は大きい」と話します。一方で、大規模な公共工事では納期・品質・安全がすべてシビアで、「ちょっとしたミスが社会インフラ全体に影響する」というプレッシャーも。ベテランは「名前は表に出なくても、事故が起きないこと自体が成果」と、目立たない価値を積み重ねる感覚を共有します。
X-Labでの挑戦 ―既成概念を超える「ひし形」の使い方
X-Labでは、プロダクトデザイナーや大学との協働で、ベンチ、ハンモック、照明、ファサードなど、新しい用途を模索しています。若手は「図面にないものをゼロから考えるので、正解がなくて難しい反面、自分のアイデアが形になるスピード感がうれしい」と話します。中堅は「柔らかさと剛性、軽さと強度といった相反する特性のバランスを取るのが腕の見せ所」と分析。ベテランは「ひし形金網が『守る素材』から『心地よさをつくる素材』へ変わっていく転換点に立ち会っている」と手応えを口にします。
環境への配慮と現場の工夫 ―しなやかで強い素材を、無駄なく届ける
共和鋼業では、省エネルギーや廃棄ロス、水・溶剤使用量の削減など、環境目標を数値で管理しています。中堅は「余分な製造を減らすため、営業・製造・工事が連携してロスの少ない段取りを組む」と説明。若手も「材料をムダにしない条件出しは、ゲームのようで面白い」と前向きです。ベテランは「カーボンニュートラルへの貢献は、設備投資だけでなく、日々の小さな気付きと改善の積み重ね」と語り、効率よく・無駄なく・タイムリーに届けることが、環境とお客様の満足の両方につながると強調します。
どんな人が向いている? 応募前にやっておくと役立つ準備
座談会で挙がった「向いている人」は、次のようなタイプです。
- 地味でも社会の基盤を支える仕事に興味がある
- 数字や条件を組み合わせて最適解を探すのが好き
- 既成概念にとらわれず素材の新しい使い方を考えたい
応募前の準備として社員が勧めていたのは、
- 通勤や外出時に「街中の金網」を意識して観察する
- 「いいな」と感じたフェンスやベンチなどを写真・メモに残す
- なぜそのデザインや構造が良く見えたのか、自分なりに言語化してみる
こうした視点を持っておくと、面接や座談会で具体的な会話がしやすくなり、自分とひし形金網との接点も見つけやすくなるはずです。