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【ニッチだけど将来性アリ】「ひし形金網×サステナビリティ・デザイン」の成長領域をプロが徹底解説

サステナブル素材 , プロダクトデザイン , マテリアルリサーチ , 公共空間デザイン , 省エネ建築

2026.04.28

ひし形金網がサステナブル素材として注目される理由

ひし形金網は、鉄というリサイクル性の高い素材を、最小限の量で面として機能させられる点が評価されています。板材や厚い部材と比べて軽量で、輸送エネルギーや施工時の負荷を抑えられることも環境配慮の観点で重要です。また、線材が独立して編まれている構造により、衝撃を受けると「しなって受け止める」ため、長寿命化に寄与します。共和鋼業では省エネ、生産ロス削減、溶剤使用量削減など環境マネジメントを徹底し、素材自体のポテンシャルと製造プロセスの両面からサステナビリティを高めています。

省エネ建材としての可能性:遮熱・通風・採光のバランス

建築分野では、ひし形金網を「抜け感のある外皮」として活用する動きが進んでいます。直射日光をほどよく遮りつつ、風と光は通すため、冷房負荷の低減や昼光利用といった省エネ設計に貢献します。
具体的には、
・建物ファサードの二重外皮
・駐車場や階段室のルーバー代替
・グリーンカーテンの支持材
などへの展開が可能です。共和鋼業のように網目や線径を細かく制御できるメーカーなら、遮蔽率や視認性を設計条件にあわせて調整でき、環境性能と意匠性を両立しやすくなります。

GOOD DESIGN AWARDに見る公共空間デザインの広がり

従来は「土木資材」とみなされていたひし形金網ですが、近年は公共空間の家具や遊具としても評価されています。共和鋼業のニットフェンス、NETBENCHはGOOD DESIGN AWARDやJIDAデザインミュージアムセレクションに選定されました。これは、しなやかさと強度を生かして「座り心地・寝心地・触り心地」を提供する、全く新しい使い方です。
・ベンチやハンモック
・公園のパーゴラやシェルター
・グラフィック性の高いフェンス
といった領域で、安心・安全と心地よさ、そして景観性を同時に満たす素材として、デザイナーからの引き合いが増えています。

海外展示会・メタバース活用など最新トレンド

サステナブル素材への関心は海外でも高く、軽量でリサイクル可能な金網は、建築・インテリア系展示会での問い合わせが増えています。共和鋼業のX-Labでは、国内外のデザイナーや大学とのコラボに加え、デジタル空間での活用も視野に入れています。メタバース上でのパビリオンやインスタレーションにひし形パターンを用いることで、現実と仮想空間をつなぐ「素材アイコン」として機能させる試みです。物理素材の世界だけでなく、3Dデータとしての展開まで含めて、ブランディングと情報発信が進みつつあります。

今後10年で伸びるポジションと求められる視点

「ひし形金網×サステナビリティ・デザイン」領域で、今後伸びるポジションは次のようなものです。
・環境配慮型プロダクト開発:省エネ・長寿命・リサイクルを前提にした家具・建材の企画設計
・異業種コラボ推進:メーカー、設計事務所、行政、教育機関をつなぐプロジェクトマネジメント
・デジタルマーケティング:SNSやWeb、オンライン展示会での発信とコミュニティづくり
・素材リサーチ/マテリアルライブラリアン:建築家・デザイナーに向けた素材情報の編集と提案
技術理解に加えて、「安心・安全」と「ワクワクする暮らし」を両立させる視点が重視されます。

未経験から関わるためのステップとポートフォリオ戦略

未経験でも、このニッチな成長領域に入る道はあります。
・ひし形金網を題材に、小さなプロダクトやインスタレーションを自主制作し、企画意図とともにポートフォリオ化する
・Instagram、Xなどで制作過程やリサーチノートを発信し、「金網で何ができるか」をテーマに継続投稿する
・大学や市民団体、デザインイベントのワークショップやコラボ企画に参加し、公共空間やサステナブル建築を扱うプロジェクト経験を積む
・メーカーや素材展のセミナーに足を運び、技術者の話を直接聞いて知識を深める
こうした積み重ねが、「素材のストーリーを理解し、社会に提案できる人」としての実績につながります。