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町工場発!世界へ広がる「ひし形金網」―デザイナー・大学・異業種連携の最前線

プロダクトデザイン , 技術革新 , 産学協働 , 異業種連携 , 職人育成

2026.02.10

現場で生まれた金網が社会の「縁の下」から最先端へ

高速道路や公園、学校のフェンスなど、身近な風景に溶け込む「ひし形金網」。その名を意識することは少なくても、私たちの安心安全を長年支えてきた日常の象徴です。しかし今、共和鋼業株式会社は、この伝統的な素材を土木の枠から飛び出させ、建築、アート、教育、さらにはメタバースという次世代領域へと活躍の場を拡大中です。その実例や背景、そしてそこで働く人たちが感じられる多様な成長の機会をご紹介します。

金網を“守る”から“表現する”素材へ:再定義の歩み

共和鋼業は1982年設立・大阪市淀川区に本社を構える、ひし形金網の専門メーカーです。金網は「安全・安心」を守る存在として需要を集めてきましたが、土木資材市場の縮小とともに、その価値の可能性を改めて見つめ直す動きが始まりました。代表取締役・森永耕治氏のもと、アイデア×技術力×設備力を武器に、「金網で何ができるんやろう?」という素朴な疑問から数々の挑戦が生まれています。

コラボレーションが開く、新しい金網の出口

2018年より、東大阪市主導の異業種交流や産学連携プロジェクトに参画。デザイナーや大学と協力し、ひし形金網ベンチ、収納ラック、グラフィックフェンスなど、多くの実用的かつ意匠性の高いプロダクトを生み出してきました。これらのプロジェクトは「こんなことも金網でできるのか」という新しい気づきを社会にもたらし、展示会・メディアを通じて多くの人の記憶に残る存在へ進化しています。

建築・教育・アートへ―プロの現場と若き力が融合

近畿大学や大阪公立大学との共同研究から生まれた「グラフィックフェンス」は、カラフルなチューブや塗装技術を活かして金網をキャンバス化。大学キャンパスや美術館内の間仕切り材、公共空間のデザインなど、多様な場面で意匠・機能両面の価値を証明しています。大学生や若手デザイナーが現場で職人と交流しながらプロジェクトを進める実践環境も整い、未経験者でも新しい可能性に挑戦できる点が共和鋼業の大きな魅力です。

町工場の働き方もアップデート―多彩な挑戦とスキルアップ環境

同社では社員参加型の生成AIセミナーや、社外人材・若手のアイデアを受け入れるオープンな風土づくりにも注力。従来のBtoB製造にとどまらない“自分ごと”としてのものづくりが可能で、「自分のアイデアが新しい金網製品になる」「個人やチームで学んだことが事業成長につながる」喜びを体感できます。未経験者でも挑戦を歓迎し、スキルアップやキャリア拡大の舞台としても最適です。

アートやメタバースへも―無限の可能性が広がる未来

最近ではメタバース空間へ金網を登場させる構想も進行中。仮想空間なら飛び越えたり、壊したり、仮想ワークショップを開くなど、現実の制約を超えた新しい体験が可能となります。「用途を決めるのは僕らだけじゃない。外部の面白がる人たちや社員自身が自由にアイデアを出せる会社にしたい」という森永氏の言葉通り、次世代に向けた町工場の開かれたものづくりは、いまも進化し続けています。

まとめ:好奇心が成長を生む、実践型の新しい働き方を共和鋼業で

共和鋼業株式会社(公式サイト)の「ひし形金網」は、技術革新とコラボレーションを原動力に、社会の安全を守る素材からクリエイティブな価値を生む場へと“再定義”されています。プロ・未経験を問わず多様な出会い、実践、スキルアップを体験できる現場は、これからの町工場・日本の“ものづくり”の新しいお手本。今後の挑戦と成長ストーリーに、ぜひ注目してください。