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未経験からわかる「ひし形金網メーカーの製造職」入門ガイド|1日の流れ・身につく技術・向いている人

土木未経験歓迎 , 工場の仕事 , 技術習得 , 製造オペレーター , 金網加工

2026.05.26

ひし形金網メーカーの製造職とは何をする仕事か

共和鋼業の製造職は、「ひし形金網」をつくる専門職です。高速道路の落下物防止柵、山間部の落石防護網、鉄道や公園のフェンス、建築のファサード材など、社会インフラと空間デザインの両方を支える素材を編み上げます。
主な仕事は、線材(ワイヤー)のセット、編み機の操作・調整、出来上がった金網の検品・寸法確認・梱包まで。機械任せではなく、音・振動・仕上がりを見ながら微調整する“職人仕事”の要素が強いのが特徴です。

工場見学気分で体験する「1日の仕事の流れ」

製造職の1日は、だいたい次のような流れです。
8:00朝礼・安全確認、機械の始業点検
8:30線材の準備・段取り、編み機へのセット
9:00~12:00金網の連続生産(落石防護用、フェンス用など)
13:00~16:30製品の寸法確認、切断・端部処理、梱包
16:30~17:00機械の清掃・点検、日報入力
現場では、複数台の編み機が並び、手前で線材コイル、中央で編み工程、奥で巻き取りやカットを行うレイアウト。写真で見ると、線材がリズミカルに編み込まれていく“ニット工場”のような雰囲気です。

どんな製品を、どんな機械と手仕事でつくっているのか

代表的なのは、50mm目・線径3.2mmの落石防護用金網やネットフェンス用金網です。加えて、共和鋼業には10mm目・線径2.0mmといった、特殊で細かな金網を編める専用設備があります。
機械が自動で「ひし形」を編みますが、線のテンション調整、網目ピッチの管理、巻き取り量の設定などはオペレーターの腕の見せどころ。出来上がった金網は、用途に応じてカット・端部の折り返し・フック加工などを行い、現場でそのまま使える状態に仕上げていきます。

入社6カ月・3年で身につく技術と成長ステップ

入社~6カ月は、基本を固める期間です。
・安全な機械操作、非常停止の判断
・線材(メッキ鋼線など)の種類と特性の理解
・網目サイズ、幅、長さなど仕様の読み取り
・図面・指示書の基礎的な読み方
1~3年では、複数の機械を任されるレベルに成長します。
・高強度金網のテンション調整ノウハウ
・不具合の早期発見と原因の切り分け
・試作品や特注サイズへの段取り替え
未経験入社の社員も、3年ほどで一連の工程を自走できるケースが多いポジションです。

未経験からでも活躍できる人の特徴チェックリスト

製造職に向いているタイプの一例です。
・コツコツと同じ作業を精度高く続けるのが苦にならない
・数字(mm単位の寸法)やルールをきちんと守れる
・機械の音や変化によく気づく、違和感に敏感
・モノづくりを通じて社会インフラや安全を支えたい
・派手さよりも「縁の下の力持ち」の役割に魅力を感じる
・手を動かしながら覚えるのが得意
当てはまる項目が多いほど、未経験からでも伸びやすい傾向があります。

未経験社員の成長イメージとキャリアの広がり

たとえば、全く別業界から入社した社員が、1年目で標準的なフェンス用金網を担当し、2~3年目で落石防護用など高強度製品の段取りを任されるようになる、といったステップが一般的です。
経験を重ねると、
・生産効率を上げるための段取り改善
・試作品や新製品の立ち上げサポート
・後輩へのOJT指導
といった役割にも関われます。将来的には、品質管理や生産計画、意匠・プロダクト向けの特注案件への関与など、製造現場から広がるキャリアも見込めます。

工場見学・カジュアル面談で聞いておきたい質問例

職種理解を深めるために、次のような質問が有効です。
・1日の中で一番集中する工程はどこですか?
・未経験入社の人がつまずきやすいポイントと、乗り越え方は?
・標準的な製品と、難しい製品の違い(調整のコツ)は何ですか?
・安全面で特に気をつけていることは?
・入社1年目・3年目の具体的な担当業務の違いは?
・意匠用途や新しいプロダクト向けの仕事に関わる機会はありますか?
こうした質問を通じて、自分のイメージと実際の現場のギャップを確認しやすくなります。