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【5年後・10年後を先読み】ひし形金網業界のトレンド予測:カーボンニュートラル・防災・デザインの3本軸

建築デザイン活用 , 環境経営 , 環境配慮型インフラ , 金網メーカー選び , 防災減災技術

2026.04.27

カーボンニュートラルで変わる「インフラ素材」ビジネス

環境規制の強化で、鉄鋼やインフラ資材の世界でも「どれだけ環境負荷を下げられるか」が問われる時代になりました。ひし形金網は、長寿命・再利用しやすい・必要最小限の材料で高い強度を出せるといった特性から、カーボンニュートラルと相性の良い素材です。省エネ生産や廃棄ロス削減、水や溶剤の使用量削減まで踏み込んで取り組むメーカーは、インフラ投資が環境配慮型にシフトする中で選ばれやすくなります。「環境×インフラ」をキーワードに業界を見ておくと、10年スパンでの伸びしろがイメージしやすくなります。

防災・減災ニーズの高まりとひし形金網の役割

豪雨災害や地震などに備える「防災・減災インフラ」は、今後も長期的に需要が続く分野です。ひし形金網は、落石防護網、落雪防止、道路・鉄道の安全柵など、生活インフラの“最後の守り”として不可欠な存在です。特徴は、衝撃を受けると「曲がって受け止める」構造によりエネルギーを分散し、人や構造物を守れること。公共工事向けの案件は景気変動の影響を受けにくく、安定性が高いのもポイントです。「防災×インフラ×環境」に取り組むメーカーは、行政からの信頼を得やすく、中長期での事業継続性も期待できます。

建築・空間デザインで広がる“見せる金網”市場

ひし形金網は今、「守る素材」から「魅せる素材」へと立ち位置が変わりつつあります。外装ファサードや内装インテリア、グラフィックフェンス、家具・プロダクトなど、建築・デザイン分野での採用が増加。共和鋼業のように、10mmという細かな網目や多様な線径を編める設備を持つメーカーは、デザイナーとの協業で新しい表現に挑戦しています。グッドデザイン賞や各種デザインアワードの受賞実績は、「技術×デザイン」に本気で投資しているサイン。ものづくりを通じてクリエイティブに関わりたい人にとって、ひし形金網は意外な“おもしろい素材”になっています。

共和鋼業に見る「環境経営×技術力×開発力」という伸びる条件

伸びるメーカーに共通するのは、1つの強みではなく「掛け算」をつくれていることです。共和鋼業の場合、柱は次の3つです。
・環境経営:CO₂削減、省エネ、廃棄ロス削減など具体的な行動指針
・技術力:10mm目の特殊なひし形金網や高強度金網を編める設備・ノウハウ
・開発力:X-Labを中心に、デザイナー・大学・企業と協創し新用途を開発
これにより、「安心・安全を守るインフラ」から「心地よい空間やプロダクトを生む素材」へと領域を拡張しています。単なる土木資材メーカーではなく、社会課題とクリエイティブの両方に向き合うスタンスは、長期的な成長ポテンシャルの指標になります。

将来性のあるメーカーを見極める10のチェックポイント

業界研究の際は、次のような具体的な質問で企業サイトや資料をチェックしてみてください。
1. 環境方針・環境目標を明文化しているか
2. CO₂削減、省エネ、廃棄ロス削減などの具体策があるか
3. 自社で設計〜製造まで一貫体制を持っているか
4. 小ロット・試作・カスタム対応ができるか
5.研究開発部門やラボ(例:X-Lab)のような仕組みがあるか
6. デザイナーや大学、異業種とのコラボ実績があるか
7. 公共工事や大手企業との安定した取引実績があるか
8.受賞歴(グッドデザイン賞など)が継続的にあるか
9. 社内でアイデア提案や学びの場(セミナー等)を設けているか
10. 「何をつくるか」だけでなく「どんな社会を目指すか」を語っているか

面接で使える「逆質問」例と業界研究を深めるコツ

面接では、業界理解と自分の軸を結びつけた逆質問が有効です。たとえば、
・「カーボンニュートラル実現に向けて、ひし形金網メーカーとして今後強化したい取り組みは何ですか?」
・「防災・減災分野でのニーズの変化を、現場ではどのように感じていますか?」
・「建築やデザイン分野との協業で、特に印象に残っているプロジェクトはありますか?」
・「X-Labのような開発活動に、若手が関わる機会はどのように用意されていますか?」
・「環境配慮とビジネス上のコストを、どのようにバランスさせていますか?」
といった質問は、「安定+社会貢献+クリエイティブ」をバランスよく実現できる企業かどうかを見極めるヒントになります。