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【社員ストーリー】工場からX-Labまで。“ひし形金網でワクワクする暮らしをつくる人”たちの仕事とキャリアのリアル

デザイン連携開発 , ものづくりスキル , 土木・防災対策 , 社会インフラ整備 , 金網製造現場

2026.04.21

東大阪工場 ― 社会インフラを支える製造現場の一日

東大阪工場の若手社員は、朝一番にその日編むひし形金網の仕様を確認するところから仕事が始まります。図面を見ながら線径・網目・幅をチェックし、編機の条件をセット。落石防護網や高速道路のフェンスなど、公共インフラ向けの製造が多いため、精度と安定した品質が最優先です。日中は機械のモニタリングと微調整、完成品の寸法・強度確認を繰り返しながら、段取り替えで多品種にも対応。夕方には翌日の生産計画や改善点をチームで共有し、「安全に、無駄なく、タイムリーに届ける」ための小さな工夫を積み上げています。

米原工場 ― 大規模案件と自然環境を守る金網づくり

米原工場では、山間部の落石防護網や斜面保護など、大規模な土木案件を担当することが多くなります。中堅社員は、受注内容から必要なスペックを読み解き、材料手配から生産計画までを一括でマネジメント。JIS規格に基づく検査に加え、現場の施工会社からの要望を踏まえた仕様調整も行います。ときには現地の状況を写真や図面で確認し、「この場所にはどんな網目・線径が最適か」を技術的に提案することも。大量生産と高品質を両立させながら、「この金網が、地域の安心・安全を守っている」という手応えを日々感じられる現場です。

X-Lab ― デザイナーと挑む“ひし形金網の再定義”

X-Labで働くメンバーの仕事は、「金網で何ができるか」をひたすら探ること。10mm目など細かな網目を編める特殊設備を活かし、建築家やプロダクトデザイナーとの共同開発に取り組んでいます。ニットフェンスやNETBENCHのような受賞プロダクトも、図面通りにつくるのではなく、試作を重ねて「座り心地」「透け感」「しなり具合」を一緒に検証しながら形にしてきました。工場と連携してサンプルを素早くつくり、展示会や実証実験を通して改善していくプロセスは、ものづくりの上流から下流までを横断できる、ダイナミックなフィールドです。

未経験から活躍までに身につけたスキル

社員の多くは、入社時点で金網や土木の専門知識を持っていたわけではありません。共通しているのは、次のようなスキルを現場で磨いてきたことです。・図面や仕様書を読み取り、数字から「現物のイメージ」をつくる力・機械の音や動きから違和感を察知し、原因を切り分ける観察力・現場の声を踏まえて「もっと良くするには?」を考える提案力・安全ルールを守りながら効率化を図る段取り力こうした力は、先輩とのOJTや小さな改善テーマへの挑戦を通じて、少しずつ身についていきます。

入社前にやっておくと役立つ準備

社員インタビューでよく挙がる「やっておくと楽だったこと」はシンプルです。・中学~高校レベルの数学・物理の復習(長さ・面積・力のイメージ)・Excelなど基本的なPCスキル(簡単な表計算やグラフづくり)・工場見学やインフラ関連ニュースに触れ、「社会のどこで使われているか」を意識すること・ものづくり系の動画や展示会で、素材が形になるプロセスを体感しておくこと専門知識よりも、「数字や図面を怖がらないこと」「知らない分野を面白がる姿勢」が、入社後の吸収スピードを大きく左右します。

入社後3年のキャリアパターンと広がるフィールド

入社1年目は、安全ルールの徹底と基本作業の習得が中心です。2年目には段取りや簡単な設備調整を任され、小ロットのカスタムメイド案件などでお客様の要望に直接触れる機会も増えます。3年目になると、・生産計画の一部を担当するリーダー的ポジション・研究開発案件やX-Labの試作プロジェクトへの参加・公共インフラ案件での技術提案の補佐役など、自分の得意分野を軸にキャリアが分岐していきます。「守る」金網から「心地よさをつくる」金網まで、フィールドが広いからこそ、一人ひとりが自分なりの成長ストーリーを描ける環境です。