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「守る素材」から「心地よさをつくる素材」へ。共和鋼業のビジョンと求める人材像

カーボンニュートラル , ひし形金網 , プロダクトデザイン , 建築コラボレーション , 環境配慮型ものづくり

2026.05.20

ひし形金網を再定義するMission・Vision

共和鋼業は、落石防護網やフェンスなどの土木資材として使われてきたひし形金網を、「ひし形を編み、心地よい毎日をつくる」素材へと再定義しています。災害や事故から人々を守る安心・安全の機能は維持しつつ、視線を遮り過ぎない抜け感や、しなやかな弾性、触れたときの感触といった特性に着目。ベンチやハンモック、室内パーティションなど、身体的な心地よさを生み出すプロダクトへと展開しています。これらを通じて、「守る」だけでなく、暮らしにワクワクと豊かさをもたらす存在を目指している点が特徴です。

環境経営理念とカーボンニュートラルへの取り組み

同社は「人々の安心・安全でワクワクする暮らしづくりに、ひし形金網で貢献する」という環境経営理念を掲げ、事業活動と環境配慮の両立を図っています。省エネルギーによるCO₂排出量削減、廃棄ロスや水使用量、溶剤使用量の削減など、製造プロセス単位での改善を継続。効率よく・無駄なく・タイムリーに製品を届けること自体を環境負荷低減施策として位置づけています。また、カーボンニュートラルの観点から長寿命でメンテナンス性の高い金網を提供し、「使い続けることが環境貢献になる素材」の実現を目指しています。

X-Labが拓く建築・アート・教育とのコラボレーション

ひし形金網の未知の可能性を探る拠点が「X-Lab」です。ここでは、建築家、プロダクトデザイナー、大学・教育機関、企業との協働により、従来の土木資材の枠を超えた用途開発を推進。ニットのようなしなやかさを持つ「ニットフェンス」や、屋外空間を軽やかに仕切るグラフィックフェンス、金網で編んだベンチ・ハンモックなどが生まれ、グッドデザイン賞や各種デザイン賞を受賞しています。これらのプロジェクトでは、「安心・安全」を前提にしながら、まちの景観や人の体験価値まで設計することが求められています。

「安心・安全」と「ワクワクする暮らし」を両立するビジネスモデル

共和鋼業のビジネスは、落石防護用や高速道路の防護柵といったインフラ用途から、壁面材・天井材・家具・小物まで、多層的に展開されています。共通するのは、しなやかで強いひし形金網の特性を生かし、社会インフラの安全性向上と日常生活の心地よさ創出の両方に貢献している点です。JIS認証を取得した工業用金網の信頼性と、網目10mmなどの特殊仕様を編める設備・技術力を組み合わせることで、「公共性の高い土木・建築案件」と「デザイン性の高いプロダクト案件」を横断するビジネスモデルを構築しています。

共和鋼業で活躍しやすい価値観・スタンス

同社で力を発揮しやすいのは、次のような価値観・スタンスを持つ人材です。
・既成概念にとらわれず、「土木資材」を「暮らしの素材」として捉え直せる柔軟さ
・環境問題や地域社会への貢献に関心を持ち、長期視点で価値を考えられること
・答えのないテーマに対して試行錯誤を楽しみ、プロトタイプや検証を繰り返せること
・社内外のメンバーと対話しながら、アイデアを具体的な仕様・図面・製品に落とし込めること
しなやかで強い金網のように、「柔軟だが芯がある」姿勢が求められます。

自己診断と志望動機づくりのヒント

共和鋼業とのフィット感を考える際は、次のような問いを自分に投げかけてみてください。
・「人の目に触れにくいインフラ」でも、その価値を信じて取り組めるか
・安全・環境・デザインなど異なる価値を同時に満たすことに魅力を感じるか
・素材の特性を学び、構造や設計の話題にも踏み込んで考える意欲があるか
・前例の少ない案件で、チームと議論を重ねるプロセスを楽しめるか
志望動機を考える際は、「守る素材を、心地よさを生む素材へと再定義する」というビジョンのどこに共感したか、そして自分の経験・スキルでどの部分に貢献できるかを具体的に言語化するとよいでしょう。