「おやつがなくても、この人についていきたい」関係づくりの現場
A(トレーナー):
「ヘイドッグズに来て驚いたのは、まず“おやつを出さない”ことでした。最初は『本当に覚えてくれるのかな』と不安でしたが、毎日同じ声かけと態度で向き合ううちに、ワンちゃんの目つきが変わるんです。」
B(トリマー兼トレーナー):
「『おやつないの?』という子も、数日で“人”を見るようになる。
・落ち着いて名前を呼ぶ
・できた瞬間にしっかり褒める
その積み重ねで、『この人のそばは安心』と感じてもらえる。結果的に、噛みやすい子やシニア犬でも、施術やトレーニングがスムーズになりますね。」
噛み犬・シニア犬担当のプレッシャーと、30年のノウハウ
A:「噛みつきが出ている子を任されたときは、正直プレッシャーでした。そこで代表から教わったのが『まず咬む理由を一緒に探そう』という視点。犬・飼い主様・環境を三方向から見るという考え方です。」
B:「シニア犬や介護が必要な子は、トレーニングだけでなく体調の“予兆”を見る力が必要。代表の30年分の経験を、現場でケースごとに教えてもらえるので、若手でも安心してチャレンジできます。咬んでいた子が、半年後には飼い主様の横で眠っている写真を見せてもらえるのは、この仕事ならではのやりがいですね。」
送迎・イベント運営で知る、「しつけは文化」という意味
B:「送迎って、ただ運ぶだけじゃないんです。車に乗る・降りる・待つ、全部がトレーニングの場。渋滞中に『待て』ができるようになった瞬間、飼い主様と一緒に喜んだことがあります。」
A:「バス遠足やクリスマス会も“遊び”ではなく社会化の授業。団体行動、公共の場でのマナー、他の飼い主様との交流…。『しつけが“特別なレッスン”じゃなく、生活の一部になる』という、会社のビジョンを一番実感するのがイベントの日ですね。」
担当制とLINE相談がつくる「一生のパートナー」という関係
A:「担当制なので、パピー期からシニア期までずっと同じ子を見ているケースもあります。LINEで日々の困りごちを送っていただき、次の登園までに一緒に作戦会議することも多いです。」
B:「『◯◯さん、今夜これで大丈夫ですか?』と写真付きで相談が来て、翌朝『うまくいきました!』と報告が届く。その小さな積み重ねが、やがて『旅行も入院も、全部お任せしたいです』という信頼につながる。気づけば、私たちも“家族の一員”として見てもらえている感覚があります。」
失敗も任される文化が、「指名されるプロ」を育てる
B:「入社1年目で、送迎ルートの組み立てやイベントの進行を任されました。最初は段取りミスも多くて…。でも代表や先輩は『失敗ごと経験させるから、一緒に改善しよう』というスタンスなんです。」
A:「トレーニングでも、最初から“正解”を教えるのではなく、『自分ならどう組み立てる?』と聞かれる。終わったあとに、動画を見ながら“良かった点”と“次に直す点”を整理してフィードバックしてくれるので、指名が増える理由を自分で言語化できるようになります。」
独立も見据える若手が、今やっている「準備」とは
A:「独立を視野に入れているメンバーも多いですが、皆がまず意識しているのは“個人として信頼されること”。
・担当した犬のビフォーアフター動画を整理する
・飼い主様向けに、わかりやすい説明フレーズを日々メモする
・イベントやSNSで、自分の得意分野を発信する
こうした積み重ねが、そのままポートフォリオになります。」
B:「志望動機も、『犬が好き』だけでなく、
・どんな価値観でしつけを広めたいか
・殺処分ゼロに向けて、自分が現場で何ができるか
まで言語化しておくと、入社後の成長スピードが全然違うと感じます。」