おやつに頼らない「優心トレーニング」とは
ヘイドッグズの核にあるのは、「おやつ」よりも「愛情」と「優心(こころ)」を軸にしたトレーニングです。
・(ママ)→(おやつ)→(待つ)ではなく
・(ママ)→(待つ)
というシンプルな信頼関係を目指し、声がけ・触れ合い・一貫したルールで教えていきます。代表・畑中が30年の現場経験と競技会・警察犬訓練で磨いた理論をベースに、スタッフ全員が同じ考え方と技術を共有。食事制限のある犬や、おやつに反応しにくい犬でも、継続的なしつけが可能なのが大きな特徴です。
噛み犬・シニア犬・介護犬まで。リアルなビフォーアフター
ヘイドッグズには、噛み癖や吠え癖、シニア期の問題行動など、さまざまな相談が寄せられます。
例としては、来客に必ず噛みつこうとする中型犬が、数ヶ月の通園と家庭での練習により「指示があれば玄関で待てる」状態に変わったケースや、認知症が進行したシニア犬が、決まったルーティンと穏やかな声がけで夜鳴きが減ったケースなど。
特徴的なのは、「なぜ噛むようになったのか」「なぜ落ち着けないのか」を、犬・飼い主・環境の三方向から丁寧に分析し、対処だけでなく原因へのアプローチを重視している点です。
新人トレーナーが一人前になるまでのステップ
入社後すぐに噛み犬を担当することはありません。まずは、
・健康チェックやケア補助で犬の扱いに慣れる
・ようちえんのプレイタイムでボディランゲージを学ぶ
・先輩のレッスンに同席し、「声のトーン」「褒めるタイミング」を観察
といった段階を踏みます。その後、比較的やさしい課題の犬から担当し、記録の書き方や飼い主へのフィードバックも練習。代表や先輩が動画を見ながらフィードバックし、「どこが犬の負担になっているか」「どう改善できるか」を細かく振り返るサイクルで成長していきます。
OJTと社内外研修で学ぶ“優心”の技術
現場OJTでは、担当制で犬と向き合いながら、先輩が横で声かけや体の位置をリアルタイムに修正します。「今日は声を少し落としてみよう」「褒める時間を1秒長く」など、感覚を言語化して共有するのが特徴です。
加えて、社内勉強会や外部セミナーへの参加で、行動学・栄養・シニアケアなども学習。警察犬訓練や競技会で培った代表のノウハウも、動画解説やロールプレイ形式で体系的に伝えています。技術だけでなく、「犬の命を預かるプロとしての心構え」も繰り返し共有されます。
独立した元スタッフたちと広がる“優心コミュニティ”
ヘイドッグズからは、すでに7名のスタッフが独立し、埼玉・奈良・大阪各地で姉妹校として活躍しています。特徴的なのは、退職=縁の終わりではなく、「パートナーとして共に広めていく」関係に変わること。
独立前には、店舗運営や集客、スタッフ育成まで学べる環境が整っており、自身の得意分野を活かしたスクールづくりを実現。卒業後も勉強会やイベントでつながり、「優心トレーニング」の考え方を共有し続けることで、地域ごとに実践が広がっています。
職場見学・面接で使える「質問例」とチェックポイント
ヘイドッグズのような職場を見学・面接する際は、「トレーニングの考え方」を具体的に確かめるのがおすすめです。
例:
・「おやつを使わないトレーニングでは、犬にどうやって達成感を伝えていますか?」
・「噛み癖のある犬を担当するまでのステップを教えてください」
・「新人が失敗した時、どのようにフォローしていますか?」
これらの質問に対する現場の具体性や、一貫した価値観が感じられるかどうかが、安心して成長していける環境かを見きわめる大きなヒントになります。