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仕事のこと

「営業だけど、ほぼエンジニア?」町工場ならではの技術営業というシゴトのリアル

BtoB営業 , プロジェクトマネジメント , 工業用ゴム , 技術営業 , 町工場

2026.05.26

「普通の営業」とどこが違う?技術営業の役割

フコク産業の技術営業は、カタログを持って価格を案内するだけの仕事ではありません。工業用ゴム・シリコーン製品の専門家として、お客様の「困った」を技術で解決するポジションです。
打ち合わせでは、まず図面やサンプルを見ながら、使用環境(温度・薬品・荷重など)や求められる性能を細かくヒアリング。その内容をもとに、材質・形状・製造方法を設計側と一緒に考えます。
協力会社とも連携し、試作・評価・量産までを伴走するので、「案件の入口から出口までをリードするプロジェクトマネージャー」に近い感覚の仕事です。

無茶ぶり案件をカタチにするプロセス

フコク産業が得意なのは、他社が「難しい」と断るような案件です。例えば、「既存部品が廃番になったので、短納期で代替品をつくってほしい」といったケース。
技術営業はまず現物を分解・採寸し、図面化。使用条件を洗い出し、社内の製造担当や約10社の協力会社と打ち合わせを重ねます。
ゴムの硬度や形状を微調整しながら試作を繰り返し、性能とコストのバランスが取れた仕様に落とし込むのが腕の見せどころ。「どうしたらできるか?」を粘り強く考え抜く仕事です。

1日の流れ:訪問・見積もり・社内調整まで

技術営業の1日は、だいたい次のようなイメージです。
午前中は、問い合わせ対応や前日の打ち合わせ内容をもとにした見積もり作成、図面や仕様の整理。必要に応じて社内の製造担当と段取りを確認します。
午後は取引先への訪問が中心。図面やサンプルを見ながら課題をヒアリングし、その場で概算の方向性を提案することもあります。
帰社後は、協力会社との調整や試作の進捗確認、次回打ち合わせの準備。デスクワークと対面のやりとりが、バランスよく混ざった1日です。

文系・未経験でも大丈夫?活躍する人の共通点

「理系じゃないと無理では?」と不安に思う方もいますが、実際には文系・未経験から活躍している社員もいます。入社直後は、図面の読み方やゴムの基礎知識を先輩が現場でレクチャー。
大切なのは、最初から専門知識があることよりも、
・わからないことを素直に聞けること
・メモを取り、自分なりに調べて理解しようとする姿勢
・お客様と社内・協力会社の間に立ち、誠実に調整できるコミュニケーション力
といったベースの力です。「少しずつでも技術を自分の言葉で説明できるようになりたい」と思える人ほど伸びていきます。

どれくらい技術知識が必要?コミュ力とのバランス

入社時点で求められるのは、「基礎を学ぶ意欲」と「伝える力」の2つです。専門用語を完璧に覚えている必要はありませんが、最低限のメカニズムを理解しようとする姿勢は欠かせません。
最初のうちは、お客様の要望をきちんと聞き出し、社内の技術者に正しく共有できれば十分。それだけでも案件は前に進みます。
経験を積むと、「この条件ならこの材質が良さそう」「ここをR形状にすれば金型コストが下がるかも」といった提案が自分でできるようになり、技術営業としての面白さが一気に増していきます。

面接前に差がつく準備リスト

フコク産業の技術営業を志望するなら、面接前に次のような準備をしておくと、会話の深さが変わります。
・「工業用ゴム 基礎」などで検索し、用途・材質の種類・硬度(ショアA)の概要をつかむ
・「図面 見方 入門」で、寸法公差や断面図の基本を押さえる
・当社サイトで製品事例をチェックし、「気になった製品」と「なぜ気になったか」を言語化する
・質問例を3つほど準備する(例:「技術営業の評価軸」「入社1年目の具体的な仕事」「協力会社との連携で大変な点」など)
こうした事前準備は、「この仕事に本気で向き合いたい」という姿勢として、必ず相手に伝わります。