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【社長インタビュー】「共に笑い、共に生きる」エビス流・人を大事にする会社づくりの裏側

人を大切にする経営 , 四方よしの理念 , 建設現場サービス , 朝礼と輪読 , 社員幸福

2026.05.01

揚重工事の小さな会社から「日本のお役立ち」企業へ

――まず、エビスの原点から教えてください。
松本:2006年に東大阪で揚重工事の会社としてスタートしました。建築現場で資材を運ぶ、いわば“縁の下の力持ち”です。
――今は事業がずいぶん広がっていますよね。
松本:ご縁をいただきながら、解体工事、電気通信工事、シャッター工事、リフォームやリノベーション、さらに産廃収集運搬まで広がりました。現場で「こんなのあったら便利やのに」という声から台車を自社開発し、「台車研究所」として販売・レンタルするまでになりました。

「まず社員を幸せにする」エビスの本音

――建設・物流系の会社としては、社員へのスタンスが特徴的ですよね。
松本:うちは「まず社員を幸せにする」が出発点です。笑顔のない社員から、あたたかいサービスは生まれません。家族のこと、将来のこと、少し踏み込んで対話するようにしています。
――数字より人、という感覚でしょうか。
松本:もちろん利益は大事ですが、目指しているのは「コスト削減」だけでなく「ありがとう。」と言ってもらえる仕事。「この会社と付き合えて良かった」と関わる全員に思ってもらえるかどうかを、一番の判断基準にしています。

「共に笑い、共に生きる」と四方よしのリアル

――企業理念「共に笑い、共に生きる」は、どんな場面で意識していますか。
松本:社員、協力会社さん、仕入先さん、そしてお客様。誰か一人が犠牲になる関係は続きません。近江商人の「三方よし」に、未来への責任を加えた「四方よし」を掲げています。
――具体的には。
松本:例えば施工の現場でも「納期だけ間に合わせればいい」ではなく、現場の安全や近隣の方への配慮も含めて段取りを組み直します。多少手間が増えても、長くお付き合いできる方が、最終的には皆が笑えると思っています。

朝礼の輪読と対話で育つ「人として恥ずかしくない力」

――エビスの朝礼がユニークだと聞きました。
松本:毎朝、全員で本の輪読をして、感じたことを一言ずつ発表します。内容はビジネス本もあれば、哲学的なものもあります。
――現場仕事とのつながりは。
松本:現場では「段取り」「安全」「お客様との会話」など判断が連続します。そのとき、自分の言葉で説明できることが大切。輪読を通じて、「人としてどこに行っても恥ずかしくない」考え方と、言語化する力を鍛えているつもりです。

台車研究所に詰まった「痒い所に手が届く」精神

――台車研究所は、どう生まれたのですか。
松本:現場で「ここが危ない」「ここが運びにくい」という声を、ずっとメモしていました。その課題を一つひとつ形にしたのが台車です。今では30種類以上、累計1万台を超えました。
――開発の進め方も独特ですよね。
松本:自社で試作し、自分たちで現場投入して改善する「自己完結型」です。レンタル台車+揚重工事+施工+リペアまで一気通貫で対応できるので、「これがあったら助かる」にすぐ応えられるのが強みです。

松本と話すときに聞いてほしい質問リスト

面接や面談で、社長の考え方を深く知るための例です。

  • 最近「共に笑い、共に生きる」を実感したエピソードは何ですか?
  • 社員の「幸せ」をどうやって具体的に把握していますか?
  • 失敗した社員にどのように向き合いますか?
  • 今後10年で、建設・物流と台車研究所をどう成長させたいですか?
  • 若手に期待している役割と、逆に頼りたいことは何ですか?

こうした質問から、自分との相性や成長イメージが描きやすくなります。

応募前にチェックしておくと話が弾むトピック

面談前に、次のようなポイントを確認しておくと、具体的な対話がしやすくなります。

  • エビスの公式サイトで事業内容(揚重工事~台車研究所)と沿革
  • 「四方よし」や「共に笑い、共に生きる」といった理念の説明ページ
  • 台車研究所のラインナップや、気になった台車の特徴
  • 自分のこれまでの仕事やアルバイト経験で、「誰かの役に立ててうれしかった瞬間」

自分なりの質問やエピソードを準備しておくことで、単なる履歴確認ではない、双方向の対話がしやすくなるはずです。