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未経験からプロへ:揚重工事スタッフの1日密着レポートと、向いている人の特徴チェックリスト

チームワーク重視 , 安全管理・KY活動 , 建築現場の仕事 , 未経験者歓迎 , 荷揚げスタッフ

2026.05.28

揚重工事とは?「職人系ロジスティクス」という仕事

揚重工事は、建築現場で使う資材を「必要な場所へ、必要なタイミングで」運ぶ仕事です。株式会社エビスでは、関西一円のマンション・オフィス・商業施設などで、荷揚げ・荷下ろしを専門に行っています。

単に重い物を運ぶだけではなく、図面や工程を踏まえた段取り、安全を最優先した動線づくり、他職種との連携が求められる、いわば「職人系ロジスティクス」。現場の課題から生まれた台車や物流機器も自社で企画・製造しており、「こう運べたら楽になる」というアイデアが形になりやすいのも特徴です。

揚重スタッフAさんの1日:出社〜現場入りまで

朝は本社・台車研究所本部に集合し、当日の現場と担当エリアを確認します。工具や安全帯、ヘルメットなどを点検し、必要に応じて自社の台車や運搬機器を積み込みます。ベテランが新人に声をかけながら、忘れ物がないかを全員でダブルチェックします。

移動中の車内では、リーダーがその日の工程や注意点を共有。「ここは通路が狭いから台車を変えよう」「雨予報だから滑りやすい場所に注意」といった具体的な打ち合わせを行い、現場に着く時にはチーム全員が同じイメージを持てる状態に整えます。

午前の現場作業:安全確認とチーム連携のリアル

現場に到着すると、まずは朝礼とKY(危険予知)活動。足場・通路・搬入ルートを確認し、危険箇所を洗い出します。その後、エレベーターや階段、クレーンなど現場条件に合わせて資材搬入を開始します。

揚重作業は、力仕事というより「チームプレー」。声かけや合図でタイミングを合わせ、資材を傷つけないよう、周囲の職人さんの作業も見ながら動きます。予定より早く荷揚げを終え、現場監督から「これで午後の工程が助かったよ、ありがとう」と言われる瞬間は、達成感が大きい場面です。

休憩・午後作業・帰社まで:体調管理と段取り力がカギ

午前と午後の作業の合間には、しっかり休憩を取ります。水分補給や軽いストレッチで体をケアし、熱中症やケガを防ぎます。エビスでは無理をさせない雰囲気があり、体調の変化もチーム内でこまめに共有します。

午後は追加の資材搬入や搬出、片付けなどを行い、現場の清掃・最終確認まで終えてから撤収します。帰社後は、道具の整理と簡単な日報入力。現場で気づいた「こういう台車があればもっと安全に速く運べる」といったアイデアは、台車研究所のメンバーと共有され、次の製品づくりにつながっていきます。

揚重工事に向いている人チェックリスト

次の項目のうち、3つ以上当てはまる人は揚重工事に向いている可能性が高いと言えます。

  • 体を動かす仕事が好きで、じっとしているより動いていたい
  • コツコツとした作業や段取りを組み立てるのが得意
  • チームで協力してゴールを目指すのが好き
  • 「ありがとう」と言われるとやる気が出るタイプ
  • 細かな安全確認やチェックも苦にならない
  • 新しい現場・新しい人との出会いを面白いと感じられる

体力よりも、気配りや真面目さ、周りと連携する姿勢が重視される仕事です。

未経験者が今からできる体力づくりと準備

未経験から始める場合は、以下のような準備をしておくと安心です。

  • 毎日10~20分程度のウォーキングや階段昇降で持久力アップ
  • スクワットやプランクなど、自重トレーニングで基礎筋力づくり
  • 睡眠時間の確保と、朝型の生活リズムへの調整

資格は入社後に取得するケースも多いですが、玉掛け、フォークリフトなどの免許に興味を持ち、建築・物流に関するニュースや用語に触れておくと、仕事のイメージがつかみやすくなります。

安心して一歩を踏み出すためのステップ

揚重工事は「きつそう」というイメージだけでは語りきれない、やりがいと成長の大きい仕事です。現場ごとに状況が変わるため、毎日が小さなチャレンジの連続で、経験を積むほど段取り力や観察力が磨かれていきます。

興味を持ったら、求人情報や企業サイトで、実際の現場写真やスタッフの声をチェックしてみると、自分が働く姿を具体的にイメージしやすくなります。現場見学やカジュアルな面談の機会があれば、「どんな1日を送っているのか」「未経験者へのフォロー体制」などを率直に質問し、自分に合う環境かどうかを確かめることが大切です。