揚重の現場からスタートした3人の自己紹介
今回話を聞いたのは、全員が「揚重工事の現場」からキャリアを始めた3人。Aさん(20代後半)は、今は台車研究所でオリジナル台車の企画を担当。Bさん(30代前半)は、揚重・解体の現場リーダーからリフォーム工事の施工管理へ。Cさん(20代前半)は、現場を回しつつECショップの運営サポートも行うハイブリッド型です。共通しているのは「特別な資格も経験もなく入社した」こと。最初は現場で汗だくになりながら資材を運び、少しずつ仕事の幅を広げていったと話します。
入社理由と「ここならやっていけそう」と思えた瞬間
Aさんは「体を動かす仕事がしたいけれど、先が見える仕事がいい」と思い、エビスの「現場×モノづくり」の説明に惹かれて入社。Bさんは「とにかく職人の世界に飛び込みたかった」タイプで、面接で社長が「うちは一人勝ちせえへん会社や」と話していたのが決め手だったと言います。Cさんは「ネットショップの仕事に興味があったけど、ずっとパソコンだけは嫌で…」と笑いながら、「現場もECもどっちも学べる」環境に魅力を感じたそうです。共通しているのは、面接で良いことだけでなく「しんどいところ」まで正直に話してもらえた安心感でした。
いちばんしんどかった壁と、それを越えたきっかけ
3人とも口をそろえて出てきたのが「最初の3か月」。・資材の名前と場所が覚えられない・体力が追いつかず、帰ったらすぐ寝るだけ・先輩の段取りの速さについていけないこうした壁にぶつかったと言います。乗り越えのきっかけは、メモと「聞く勇気」。Cさんは「何度聞いても同じ説明をしてくれる先輩がいたので、メモ帳がぐちゃぐちゃになるくらい書いて覚えました」。Aさんは、朝礼の輪読で人前で話すうちに、現場でも自分の言葉で質問できるようになり、ミスが一気に減ったと話します。
失敗エピソードと「怒られ方」から見えたフォロー体制
Bさんは、資材の数量を読み間違えて搬入が遅れかけたことがあるそうです。「正直、現場を止めてしまうかもと冷や汗でした」。その時、リーダーが怒鳴るのではなく、「次からどう段取りしたら同じミスをせえへんか、一緒に考えよ」と、図を書きながら整理してくれたと言います。Aさんも、試作品の台車の仕様を詰めきれず、現場で「もう少しこうしてほしい」と指摘を受けた経験が。「ダメ出しというより『次の改善のタネやな』と言われて、試作→現場テスト→改良を短いサイクルで回す感覚がつきました」。失敗を責めるより「仕組みで防ぐ」というスタンスが、安心してチャレンジできる空気につながっています。
心に残っている「ありがとう」の一言
Cさんが印象的だったのは、引っ越しを兼ねたリフォーム現場でのこと。お客様から「他社さんでは断られた細かい要望まで聞いてくれて、本当に助かった」と手紙をもらったそうです。「きっちり片づいた現場を見て、涙ぐんでおられたのを見て、自分のやっていることの意味を実感しました」。Aさんは、オリジナル台車を導入いただいた倉庫の担当者から「腰が楽になって、残業が半分になった。うちの現場を変えてくれてありがとう」と言われたことを今も忘れられないと言います。「現場でのしんどさがわかるからこそ、道具でそれを軽くできたときの喜びは大きいです」。
現場×モノづくりのキャリアで広がる可能性
3人に共通するのは、「現場で汗をかいた経験が、その後のキャリアの土台になっている」という実感です。揚重・解体・リフォーム・シャッター工事・台車開発・EC運営など、エビスの仕事はバラバラに見えて、実はすべて「現場の困りごとを解決する」という軸でつながっています。「将来何をしたいか、入社時点で決まってなくても大丈夫。現場で学んでいるうちに、自分の得意な方向が見えてきます」とBさん。「人が好き」「体を動かすのが好き」「道具や仕組みを考えるのが好き」など、どこかに自分の強みを活かせるポジションが見つかる環境です。
一歩踏み出す人への実践アドバイス集
面接で聞いておくとミスマッチが減る質問例
- 1日のタイムスケジュール(現場・事務それぞれ)の具体例
- 新人が最初の3か月でつまずきやすい点と、そのフォロー方法
- 若手がキャリアチェンジした実例(現場→台車開発・ECなど)
- 評価の基準と、どんな行動を評価しているか
入社前に身につけておくと喜ばれる基本マナー&体力づくり
- 挨拶・返事・報連相を自分から先にする習慣
- 5分前行動と、前日のうちに翌日の準備を済ませる癖
- 週2〜3回の軽いランニングやスクワットで脚まわりを鍛える
- 睡眠リズムを整え、朝型の生活に慣れておく
未経験1年目で成長するための自己学習のコツ
- 資材名・工具名を写真付きでノート化し、通勤時間に見返す
- 1日の終わりに「できたこと」「できなかったこと」を3つずつメモ
- 分からないことはその日のうちに先輩に確認する「持ち越さない」習慣
- 現場で感じた不便をメモし、「こうなったら楽」を自分なりに考えてみる
3人が口を揃えていたのは、「完璧じゃなくていいから、素直さとやってみる気持ちがあれば成長できる」ということ。現場とモノづくりの両方に関われる環境で、自分なりのキャリアを育てたい人にとって、エビスは挑戦しがいのある場所と言えそうです。