採用メディア発信サイト

仕事のこと

【現場×自社開発】“痒い所に手が届く”サービスはこうして生まれる:台車研究所と揚重チームの一気通貫仕事術

一気通貫体制 , 台車開発 , 揚重工事 , 現場改善 , 若手育成

2026.04.20

揚重から台車開発へつながる「一気通貫」体制とは

株式会社エビスは、揚重工事・内装解体・電気通信工事などの現場業務と、台車研究所による台車・物流機器の企画開発・レンタルを一体で運営しています。特徴は、・レンタル台車の手配・揚重工事(荷揚げ・荷下ろし)・施工・リペア対応を一つの窓口で完結できる点です。現場で生まれた「もっとこうしたい」という声が、同じ会社内で製品改良やサービス改善につながるため、スピード感のある改善サイクルを実現しています。

あるオフィス改修案件での「レンタル+揚重+施工+リペア」事例

関西一円で行われた大型オフィス改修工事では、床材・什器・OA機器など多種多様な資材の搬入が必要でした。エビスは「レンタル台車のエビス」で多種の台車を手配し、自社の揚重チームがビル内搬入を担当。さらに内装仕上・建具工事、細かなリペア作業まで一貫して請け負いました。途中で床へのキズや養生の手間といった課題が顕在化しましたが、現場の気づきがそのまま台車改良のテーマとなり、後に新仕様の台車開発へとつながりました。

若手社員が主導した台車改良:気づき→試作→テストの流れ

上記案件では、若手の揚重スタッフが「狭い通路でも方向転換しやすく、床を傷めにくい台車が欲しい」と提案したことが出発点でした。そのメモを基に台車研究所の開発メンバーと打ち合わせを行い、・キャスター径や材質の変更・ハンドル形状の見直し・積載面サイズの最適化を盛り込んだ試作機を作成。実際の現場でテストし、操作性・安全性・養生コストの削減効果を検証しました。改善点を反映した改良版がその後量産され、ほかの現場でも活用されています。

現場経験を活かす「メモの取り方」とフィードバックの出し方

エビスでは、現場の気づきを「なんとなく」ではなく、開発に使える情報として残すことを重視しています。ポイントは、・起きた事象(例:台車がエレベーターに収まりづらい)・原因の仮説(サイズ・重量・床材との相性など)・あったらよい機能案をセットでメモすること。帰社後は写真や動画とともに共有し、「クレーム」で終わらせず「改善アイデア」として伝える姿勢を求めています。この積み重ねが、「痒い所に手が届く」仕様変更や新製品の源泉となっています。

社内提案を通すためのポイントと、部門横断の進め方

アイデアを形にするには、社内提案の仕方も重要です。エビスでは、・安全性や作業時間など「現場での効果」を定量・定性の両面で説明する・コストと現実的な仕様のバランスを意識する・揚重チーム、施工チーム、台車研究所のそれぞれの視点を事前にヒアリングするといった点を推奨しています。提案が採用されるかどうかだけでなく、「なぜ採用/見送りなのか」を振り返る過程も、若手がビジネス視点を身につける学びの場になっています。

「現場で終わらないキャリア」を描ける役割イメージ

エビスの仕事は、現場作業にとどまりません。揚重や解体、電気通信工事などの経験を起点に、・現場リーダーとして安全・品質をマネジメントする役割・台車研究所での商品企画・改良に携わる役割・レンタルサービスの運営や、お客様への提案営業など、多面的なキャリアの広がりがあります。「共に笑い、共に生きる」の理念のもと、現場の汗が新しい商品・サービスとして形になり、日本のお役立ち、ひいては世界のお役立ちへとつながっていく環境が整えられています。