「楽しくなければ仕事じゃない!」は甘えではなくプロ意識
株式会社ダイセイワールドで語られる「楽しくなければ仕事じゃない!」は、単なるスローガンではありません。酒類専門商社として、消費者ニーズや世界のトレンドを追い続けるには、変化を前向きに楽しめる姿勢が欠かせません。
「品質・価格・サービス」を磨き続けるミッションの裏側には、「どうすればお客様が喜ぶか」を自分たちで考え、試し、改善していく日常があります。辛さを避けるのではなく、「困難もステップアップ」と捉える前向きさが、仕事をおもしろくしているのです。
風通しの良いミーティングから生まれる新しい商品・サービス
同社のミーティングは、役職に関係なくアイデアを出し合うのが特徴です。海外仕入の情報、全国2,000社以上の得意先からの声、メルマガで集めた市場トレンドなどをテーブルに広げ、「次に売れるのは何か?」をディスカッションします。
ある若手社員の「〇〇国のオレンジワインが日本でも伸びそう」という提案が輸入検討に繋がったり、「この作業を外部に任せれば、提案にもっと時間を使える」といった声から、アウトソーシングビジネスが具体化したケースも。発言が実務につながる経験が、さらに意欲を高めています。
若手発のチャレンジと、失敗をチームでカバーする文化
少数精鋭の組織では、一人ひとりの判断がダイレクトに結果に結びつきます。ダイセイワールドでは、若手にも仕入や販促企画を任せる一方で、「One for all, All for one」のスタンスが徹底されています。
新たな輸入ワインの仕入数量を読み違えた際も、営業チームが販促企画を増やし、事務・物流がスムーズな出荷体制を整えることで在庫を消化。失敗を責めるのではなく、「次回はどう読むか」を一緒に議論することで、チャレンジを止めない空気が維持されています。
受け身から能動型へ変わるための3ステップ
同社が求めるのは、「任されるのを待つ人」ではなく「仕掛ける人」です。能動型へ変わるには、次の3ステップが有効です。
1.事実を集める:数字・事例・顧客の声を自分で取りにいく
2.自分の仮説を持つ:「こうすればもっと良くなる」を言語化する
3.小さく試す:まずは自分の担当範囲で実験し、結果を共有する
この繰り返しが、「言われたことをこなす人」から「仕事をつくる人」への転換点になります。
入社前からできる「仕掛ける人」になる準備
酒類ビジネスで能動的に動くために、入社前からできることも少なくありません。例えば、
・新聞やビジネス誌で「食・外食・小売」の記事を追い、価格・量・ターゲットの変化を意識して読む
・SNSやECサイトで「話題のワイン・ウイスキー」「レビューの高い商品」を定期的にチェックする
・コンビニやスーパーに立ち寄り、陳列・POP・価格帯を観察する
こうした習慣が、「なんとなく知っている」から「背景まで説明できる」状態へと引き上げてくれます。
酒類トレンドの追い方と、自分なりの視点の持ち方
情報感度の高い社員ほど、インプットの「幅」と「深さ」に工夫があります。
・海外のワイン評価サイトや業界ニュースをチェックして世界の潮流を把握
・国内の酒類ニュース、酒税改正、円安・為替の動きが価格にどう影響するかを考える
・実際に飲食店やバーで人気メニューを見て、「なぜ選ばれているか」を店員に聞いてみる
単に情報を集めるだけでなく、「自分ならどう仕入れ・販売に活かすか」をセットで考えることで、現場で通用する視点が鍛えられます。
面接でチャレンジ経験を伝えるためのシンプルなフレーム
挑戦を楽しめる人かどうかを伝えるには、経験を整理して話すことが重要です。おすすめは、「目的→行動→工夫→結果→学び」の流れです。
・目的:なぜその挑戦をしたのか
・行動:具体的に何をやったのか
・工夫:困難に対してどう工夫したか
・結果:数字や周囲の反応はどう変わったか
・学び:そこから何を学び、次にどう活かしたか
この型で語ると、「受け身ではなく、自分で仕掛けてきた人」であることが、相手にも伝わりやすくなります。