フリーターから「教えるプロ」へ変わったきっかけ
飲食店のバイトを掛け持ちしながら、「いつか絵の仕事ができたら」と思いつつも、一歩が踏み出せなかったAさん。ポートフォリオも自信がなく、「教えるなんて無理」と感じていました。そんな中、堀江アートスクールの「一人ひとりに合わせる指導スタイル」を知り、「完璧じゃなくても、いっしょに成長していい」という空気に背中を押され入社を決意。最初は授業準備に追われ失敗も多かったものの、生徒の「また来週もお願いします」の一言が、働き方そのものを変える転機になりました。
最初の失敗と、講師として自信がついた瞬間
講師デビュー直後のAさんは、張り切りすぎて「描き込み過ぎの見本」を作ってしまい、生徒が途中で手が止まることがありました。そこで、あえて「60点のラフ」を見せて、その場で描き足すスタイルに変更。すると生徒が「それなら自分にもできそう」と笑顔に。以降は、
・生徒のペースを優先する
・専門用語を言い換える
・できたところから褒める
というシンプルな軸を徹底。翌年には担当クラスが増え、「フリーターで終わるかも」と思っていた過去から一転、イラストを教えることが自信と誇りに変わっていきました。
不登校経験を、中高生サポートに活かすBさん
中学・高校時代に不登校を経験したBさんは、「学校に行けない自分」を長く責めてきました。通信制高校を経て美術系の専門学校に進学したものの、「自分の経験をどう活かせるのか」分からないまま卒業。コミックエージェントの堀江アート高等学院・中等部の存在を知り、「過去の自分のような子に、もう少し楽に過ごしてほしい」とスタッフに。作品指導だけでなく、レポート提出や進路相談にも伴走する中で、「不登校だったこと」が、子どもたちに寄り添う強みになっていきました。
作家活動と両立するCさんのスクール運営チャレンジ
マンガ家として連載を目指しつつ、収入面やスケジュール面で不安定さを感じていたCさん。コミックエージェントでは、現役クリエイターとして授業を持ちながら、カリキュラムづくりやイベント企画に携わっています。
・自分の創作ペースを尊重した勤務シフト
・マンガ・イラストを「教える側」の視点で再整理
・企業案件の制作フローを間近で学べる環境
により、作家活動の質も向上。連載のネームで悩んだとき、生徒の一言が突破口になることもあり、「創る」と「教える」が相互に刺激し合う働き方を模索しています。
共感した人向け:ポートフォリオづくりのポイント
この記事に少しでも自分を重ねた方に向けて、応募前からできる準備のヒントを整理します。
・「一番うまい絵」だけでなく、ラフや制作過程も数点入れる
・人物・背景・マンガ・デザインなど、得意分野が分かる構成にする
・最近1〜2年以内の作品を中心にし、「今の実力」を示す
・コメント欄をつけて、「制作意図」や「工夫した点」を短く説明する
完璧さより、「どの方向に伸びたいか」が伝わるポートフォリオのほうが、対話のきっかけになりやすくなります。
スキルより大切にしているマインドセット
コミックエージェントの現場で、共通して大切にされているのは、純粋な「うまさ」だけではありません。特に重視されているのは、
・生徒一人ひとりの「やりたい」に耳を傾ける姿勢
・自分の「好き」を言語化し、分かち合おうとする姿勢
・うまくいかなかった授業を振り返り、次に活かす習慣
・不登校や進路の悩みに対して、決めつけずに寄り添う態度
といった、人と向き合うマインドです。技術は時間とともに伸ばせますが、この姿勢があるかどうかが、日々の仕事の充実度を大きく左右しています。
カジュアル面談で聞いてみてほしい質問リスト
もし興味が湧いたら、選考の前にざっくばらんに話してみるのも一つの方法です。面談の際には、次のような質問が参考になります。
・実際にどんなバックグラウンドの講師が多いか
・不登校の生徒と関わるとき、心がけていることは何か
・作家活動や副業との両立事例があるか
・授業づくりのサポートや研修体制はどうなっているか
・入社1年目と3年目で、任される仕事はどう変わるか
こうした問いを通じて、「自分の過去や不安を抱えたままでも、一歩踏み出せる場所か」を、ぜひ確かめてみてください。