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【代表インタビュー】マンガで世界を明るくする会社って?コミックエージェントの本音トーク

クリエイター育成 , 不登校支援 , 企業マンガ制作 , 感情の可視化 , 顧客目線の表現

2026.06.03

「マンガ・イラストで明るい世界を創ります」のリアル

――まず、このミッションはどこから生まれたのでしょうか。
伊藤:きっかけは「絵が好きだけど、自信がない」子どもたちでした。スクールで話を聞くと、学校や家庭でうまくいかないことがあっても、マンガを描いている時間だけは笑顔になれる。そこで、「絵を通して、その子の毎日を少しでも明るくしたい」と強く思ったんです。
大げさなスローガンではなく、「目の前の一人を笑顔にする」ことの積み重ね。そこから「マンガ・イラストで明るい世界を創ります」という言葉にたどり着きました。

スクールから制作事業が生まれた意外な流れ

――コミックエージェントは、もともとスクール事業から始まったんですよね。
伊藤:そうです。最初は堀江アートスクールだけでした。ところが、生徒の保護者や知人の方から「会社紹介マンガを作れないか」「採用パンフレットをマンガにしたい」と相談を受けるようになったんです。
そこで、プロ志向の生徒や講師とチームを組み、少しずつ制作案件を受け始めました。スクールで培った「相手の思いを聞き取る力」が、そのまま企業マンガの企画力につながっていきました。

不登校支援の経験が、企業マンガの強みに変わる理由

――「不登校の子どもを支える授業が、企業マンガ制作の強みになる」というのはどういう意味ですか。
伊藤:不登校の子には、一人ひとり違う背景があります。私たちは「何がしんどいのか」「どうなりたいのか」を丁寧に聞き、言葉にしづらい本音を一緒に整理していきます。このプロセスは、企業の課題ヒアリングとよく似ているんです。
・社員が本音で話せない背景
・お客様が感じているモヤモヤ
こうした“見えない感情”を汲み取れるからこそ、読まれるマンガ表現に落とし込める、と考えています。

現役クリエイターとつくる「顧客目線」のマンガ制作

――制作事業で特に意識していることを教えてください。
伊藤:一番は「顧客目線」です。スクールでは、初心者にも伝わるように教える必要がありますよね。その感覚を制作にも持ち込んでいます。
・専門用語を、生活者の言葉に翻訳する
・1コマごとに「これ、初めて読む人に伝わるか?」を確認する
また、講師陣は現役の漫画家・イラストレーターです。現場感覚と教育のノウハウをかけ合わせて、読みやすく、ビジネスにちゃんと効くマンガを意識しています。

大阪から東京、そしてアジアへ――これから目指すこと

――今後の展望について聞かせてください。
伊藤:大阪ではおかげさまで、マンガ・イラストスクールとして大きな規模になってきました。次のチャレンジは、東京とアジア圏への展開です。
すでに、中国・シンガポール・オーストラリアなどから「日本のマンガを体験したい」という声をいただいています。日本ならではの繊細な感情表現を、体験型の授業や企業向けコンテンツとして広め、「マンガで人と人がつながる場」を世界各地に増やしていきたいですね。

コミックエージェントで活躍している人の共通点

――どんな人がコミックエージェントに合っているのでしょうか。
伊藤:「とにかく絵が好き」が前提ですが、スキルよりも「人の成長にワクワクできるか」を重視しています。不登校の子どもが、少しずつ学校に行けるようになる。趣味で通っていた大人が、仕事としてイラストを受注し始める。こうした変化を一緒に喜べる人ですね。
未経験でも構いません。「自分の絵で誰かを笑顔にしたい」「一人ひとりの話をきちんと聞きたい」と思える人なら、成長のチャンスはいくらでもあります。

この記事を読んで「なんかワクっとした」あなたへ

――最後に、読者へのメッセージをお願いします。
伊藤:マンガは、エンタメでもあり、コミュニケーションでもあり、ビジネスツールにもなります。私たちがやっているのは、絵の上手さを競うことではなく、「誰かの物語に寄り添い、伝わるカタチにする」仕事です。
この記事を読んで少しでも「自分も関わってみたい」「こんな場があるなら知っておきたい」と感じたなら、その直感を大切にしてほしいなと思います。ここから、あなたの新しい物語が始まるかもしれません。