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【代表インタビュー】コミックエージェントが「絵の学校」を超えてめざす未来と、これから一緒に挑戦する仲間像

キャリア支援 , クリエイティブ事業 , マンガ教育 , 不登校支援 , 海外展開

2026.04.10

扉を開けた瞬間に感じた「学校以上、会社未満」の空気

南堀江のビル10階。ドアを開けると、まず目に入るのは静かな集中と、ところどころで交わされるラフな会話です。机に向かってペンを走らせる中高生、その横でプロの漫画家がラフをチェックしながら「ここ、もう一段感情を出そうか」と声をかける。スーツ姿の人はほとんどおらず、かといって「サークル」のようなゆるさでもない。ホワイトボードには、授業スケジュールと同じスペースに「新講座アイデア」「訪日外国人向けマンガ体験の改善メモ」が並びます。「学校」として生徒に向き合いながら、「会社」として新しい事業を同じ空間でつくっていく。その“あいだ”の空気感が、コミックエージェントの日常です。

伊藤貴志が語る、マンガ教室を“事業”として続けるためのリアル

代表の伊藤は、「絵が好きな人が集う場」をつくるだけでは継続できない、と断言します。家賃や人件費を払いながら教室を維持し、講師のスキルアップや新コース開発に投資していくには、クリエイティブと同じ熱量で「事業設計」を考え続ける必要があるからです。そのためコミックエージェントでは、・スクール事業・通信講座の開発・販売・法人向けマンガ制作・訪日外国人向けマンガ体験と複数の柱を持ち、収益構造を分散させています。絵を教えることと、絵で稼ぐ仕組みを生徒にも見せる。これが、プロ志向の若い世代にとってのリアルな学びにもつながっています。

大阪13名チームが東京・アジアを見据える理由と、現場で起きた変化

従業員13名の小さな組織が、なぜ東京やアジア展開を口にするのか。その背景には、海外からのマンガ体験プログラムへの反響があります。アジア圏を中心に、「日本式のマンガ指導」を求める声が増え、参加者のリピートや口コミから、確かな手応えが生まれているのです。現場ではここ数年で、生徒の国籍も目的も多様化しました。不登校の中高生、美大受験生、プロ志望、そして観光で訪れた社会人まで。「大阪1校だからこそ、ここで完成したモデルをそのまま東京や海外にも広げられる」と伊藤は語ります。拠点は1つでも、視野は最初から国内外に向いているのが特徴です。

生徒の人生が動いた3つのシーン──現場にいた編集者が見た「転機」

現場で印象に残るのは、「絵がうまくなった瞬間」よりも、「生徒の人生の選択が変わった瞬間」だと、編集・企画担当のメンバーは話します。・不登校の中学生が、作品講評会をきっかけに通信制高校+堀江アート高等学院への進学を決めたシーン・趣味で通っていた社会人が、法人案件のアシスタントを経験し、「副業としてイラストの仕事を持つ」という選択をしたシーン・進路に迷っていた高校生が、自作マンガを講師とブラッシュアップし、コンテスト受賞をきっかけに専門学校進学を決めたシーンこうした「転機」は、カリキュラムだけでなく、生徒一人ひとりと向き合う講師やスタッフの対話から生まれています。

入社1年目から任される「講座づくり」の舞台裏と失敗メモ

少人数組織の特徴として、入社1年目から講座づくりに関わるケースが少なくありません。例えば、ある若手メンバーは「デジタル作画が苦手な中学生向けに、iPad入門クラスをやりたい」と提案し、カリキュラム設計から体験会の運営、LP原稿のたたき台作成まで一気通貫で任されました。当然、最初からうまくいくわけではなく、「内容が盛り込みすぎて1回の授業が消化不良になった」「集客メッセージが専門的すぎた」などの失敗も共有されます。コミックエージェントでは、失敗を「改善メモ」として蓄積し、次の講座・次の拠点展開に活かす文化があります。裁量の大きさと同時に、試行錯誤を歓迎する空気がある環境です。

このチームにフィットする人・しんどくなりやすい人、代表の本音トーク

伊藤が「フィットする」と感じるのは、・絵やマンガが好きで、その魅力を言葉でも伝えたい人・生徒の“やりたいこと”を尊重しながら、自分の意見もきちんと出せる人・決まったマニュアルより、試行錯誤しながら形をつくるプロセスを楽しめる人一方で、「指示されたことだけを正確にこなしたい」「短期間で明確な成果だけを求めたい」というスタイルの人には、変化の多い現場は負荷がかかりやすいと率直に話します。技術指導だけでなく、人としてどう向き合うかを常に問われるため、自分の成長にも興味がある人ほど、日々の仕事を面白く感じられるはずです。

面接で必ず投げてほしい3つの質問と、応募前チェックポイント

伊藤は「面接でぜひ、こちらにも質問をぶつけてほしい」と話します。例えば、1. 自分のバックグラウンドで、どの事業(スクール/法人制作/訪日体験など)に一番貢献できそうか。率直にどう見えるか。2. 入社1年目で任される可能性のあるプロジェクトや役割の具体例は何か。3.これから3年間で、スクール・通信講座・海外展開をどう伸ばしていく構想か。といった質問は、お互いの期待値をすり合わせるうえで有効です。応募前には、公式サイトで事業内容と堀江アートスクール/高等学院の取り組みを一度チェックし、「どの生徒層と関わりたいか」「自分の強みをどう活かせそうか」を言語化しておくと、選考での対話がスムーズになります。コミックエージェントの現場は、そうした対話から一緒に仕事を組み立てていく場所です。