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大阪からアジアへ。コミックエージェントが描く“日本式マンガ教育”の未来と、一緒に挑戦する仲間募集

アジア展開 , クリエイティブ人材募集 , マンガ教育 , 異文化コミュニケーション , 訪日外国人向け体験

2026.04.08

午前9時、堀江の小さなスタジオが“国際教室”に変わるまで

大阪・南堀江のビル10階。開校前のスタジオには、日本人の生徒用テキストと、英語・中国語の案内資料、そして海外向けのマンガ体験キットが並びます。スタッフはその日参加する国籍や年齢を確認し、カリキュラムを微調整。「今日は欧州と東南アジアからの団体だから、文化背景の違いにも触れよう」ーーそんな会話が、ごく自然に交わされます。堀江アートスクールとしての通常レッスンの準備と並行して、訪日外国人向けプログラムの画材チェック、スクリーントーンのサンプル展示、作品例のセレクト。9時の時点で、ここはすでに“世界からマンガ好きが集まる教室”になる準備を整えています。

午前11時、訪日ゲストと描く「最初の1コマ」──大阪発・日本式マンガレッスンの現場

午前11時、海外ゲストが到着すると、スタジオの空気は一気ににぎやかになります。講師が英語で自己紹介しつつ、難しい表現はジェスチャーと絵でカバー。最初のテーマは「自分を主人公にした1コマ」。日本のマンガ特有の“感情表現”をレクチャーしながら、吹き出しや擬音、コマ割りの意味を短く説明します。「Why big eyes?」「How to show sadness?」といった質問が飛び交い、講師はササッとラフを描いて答えます。完成した1コマをみんなで見せ合う頃には、国籍を超えた笑い声があふれ、「日本式マンガの楽しさ」が共有されていきます。

午後2時、アジアの経営者たちとオンラインでつながる打ち合わせルーム

午後2時、スタジオの一角はオンライン会議スペースに早変わり。中国、東南アジアの教育事業者や企業担当者とつなぎ、「日本式マンガ教育」をどう現地で展開するかを議論します。「子どもたちの創造性を伸ばしたい」「日本のマンガ文化を正しく伝えたい」といったニーズが多く、現地の学校カリキュラムとの組み合わせ方や、オンライン講座・短期ワークショップなどの形が検討されます。ここで重要になるのは、マンガ技術だけでなく、「相手国で受け入れられる表現か」「文化的な誤解を生まないか」といった視点。小さな堀江のスタジオから、アジア各国の教室がつながっていく瞬間です。

午後4時、現場スタッフたちが磨く「英語より大事なコミュ力」とは

午後4時、授業の合間にはスタッフ同士の振り返りミーティング。テーマは「どうすれば、もっと安心して描いてもらえるか」。コミックエージェントが大事にしているのは、流暢な英語よりも、・相手の「やりたいこと」をくみ取るヒアリング力・絵とジェスチャーで補う説明力・文化や価値観の違いをおもしろがる姿勢といった、人としてのコミュニケーション力です。不登校の子ども、日本の生徒、海外からのゲスト。バックグラウンドが違う人と向き合う経験が、そのまま「国境を越えて伝える力」を育てていきます。

午後6時、東京・アジア展開で生まれる新しいポジションを、1日の仕事から逆算してみる

この1日をベースに、東京やアジア展開で想定されるポジションを逆算すると、例えば次のような役割が見えてきます。・海外ゲストと講師の橋渡しをするコーディネーター・現地パートナーと一緒にカリキュラムを設計するプランナー・オンライン講座・通訳を兼ねるバイリンガル講師・現地イベント運営や広報を担うローカルプロデューサーいずれも共通するのは、「日本のマンガ文化への理解」と「相手の立場に立って伝え直す力」。大阪発の現場感をベースに、東京、アジアの街で同じ熱量を届けるポジションです。

午後8時、スタジオに残るのはペン跡とメモ──未来の海外メンバー候補に託された宿題

夜8時、すべてのレッスンが終わると、テーブルに残るのはインクのあととメモ書きの束。「もっと感情表現を深掘りしたい」「中国の学校向けにはオンライン教材を増やす」など、次の一手に向けたアイデアが書き込まれています。ここから先は、未来の海外展開メンバー候補にバトンが渡される領域です。・自分ならどんなマンガ体験をデザインするか・どの国のどんな人に、日本式マンガを届けたいかそうした問いに、自分の言葉と作品で答えていける人ほど、この成長ストーリーの当事者として活躍していけます。

巻末付録:海外展開メンバーを目指す人のためのセルフチェックリスト

海外展開メンバー候補として、今から準備できるポイントを整理しました。ポートフォリオ・人物の感情表現を重視した作品が3〜5点ある・4コマ・1ページマンガなど「短く伝える」作品が含まれている・日本らしいモチーフと、多国籍の読者を意識した作品の両方がある語学・異文化理解・英語で簡単な自己紹介と作品説明ができる・マンガ・アニメ好きな海外YouTuberやサイトをチェックしている・異なる文化背景の友人やコミュニティと交流した経験がある応募時にアピールしたいこと・「どんな人に、どんなマンガ体験を届けたいか」が言語化できている・チームでイベントや作品制作をしたエピソードがある・失敗や試行錯誤から学んだことを具体的に語れるこれらを一つずつ整えていくことが、「大阪からアジアへ」という物語に、自分自身が参加していく準備になります。