食品(水産・輸出)流通アドバイザーとはどんな仕事か
A.A.O passionの食品(水産・輸出)流通アドバイザーは、「日本の水産物・食品を世界へ届ける総合プロデューサー」です。単なる商社営業ではなく、生産から流通、輸出、現地での提供方法まで一貫して関わるのが特徴です。
主な役割は、
・生産者の「海外に出したい」という想いの整理と戦略づくり
・海外バイヤーとのマッチングと条件交渉
・物流、通関、品質管理など実務面のコーディネート
・東南アジアなど現地マーケットのリサーチと商品提案
といった、ビジネス全体をつなぐ「ハブ」として機能することです。
1日のスケジュールと関わる相手
1日の流れはシーズンや案件により変動しますが、イメージは次のような形です。
午前:
・メールチェック(海外バイヤー・物流会社・生産者)
・輸出案件の進捗確認、船積みスケジュールの調整
・オンラインでの英語・中国語ミーティング
午後:
・生産者や加工場の訪問、商品・衛生状態の確認
・見積書・輸出書類の作成サポート
・新規引き合いに対するサンプル提案内容の検討
夕方以降:
・時差を踏まえた海外商談
・社内での案件振り返り、リスクや改善点の共有など、多様な相手と話し続ける仕事です。
案件が動き出してから輸出までの具体的な流れ
輸出案件は、おおまかに次のステップで進みます。
1.相談・ヒアリング:生産者の強み、数量、価格帯、希望国を整理
2. マーケット検証:現地ニーズ・規制・競合商品のリサーチ
3.企画・条件設計:規格、ロット、価格、輸送方法を組み立て提案
4. 商談・交渉:海外バイヤーとのオンライン商談、条件すり合わせ
5. 実務コーディネート:物流会社・通関業者と連携し、必要書類を整備
6. 出荷・フォロー:品質・温度管理を確認し、到着後の評価を回収
一度きりの取引で終わらせず、次のシーズンや別商品につなげる関係づくりも重要です。
未経験入社1〜3年の成長ステップ
未経験の場合、最初の1年は「アシスタント」として基礎を固めます。
・メール翻訳や資料作成、議事録などのサポート業務
・先輩同行で生産者訪問、商談への同席
・輸出書類、インコタームズ、基本的な物流用語を習得
2年目には、小さな案件の一部を担当し、見積・スケジュール調整を主導します。
3年目には、特定の国やカテゴリーを任され、
・商品の組み合わせ提案
・価格・条件交渉
・年間取引計画の提案
といった「担当者として自走できるレベル」を目指します。
実際のプロジェクト事例と身につくスキル
例えば、完全養殖の魚介や淡水のオニテナガエビを、東南アジアの高級レストラン向けに提案するプロジェクトでは、
・養殖現場の理解(飼料・種苗・環境負荷など)
・サステナビリティを訴求する企画力
・現地シェフとのメニュー開発支援
・温度管理やリードタイムを踏まえた物流設計
など、多面的なスキルが必要になります。
このプロセスを通じて、輸出実務だけでなく、マーケティング、プレゼンテーション、問題解決力、異文化コミュニケーション力が鍛えられ、「水産×国際ビジネス」のプロとしての土台が形成されます。
活かせる語学・専門知識と、入社前の勉強方法
英語・中国語は、メールやオンライン商談で頻繁に使用します。
・ビジネスメールの定型表現
・価格交渉や納期調整のフレーズ
・食品・物流に関する基本用語
は事前に押さえておくとスムーズです。
専門知識としては、
・貿易実務(インコタームズ、輸出入の流れ)
・食品表示、輸出先の衛生規制
・水産物の基礎(主要魚種・加工方法)
を入門書やJETROなど公的機関の資料で学んでおくと、現場理解が早まります。
A.A.O passionで働く魅力とキャリアの広がり
A.A.O passionの特徴は、単に水産物を売るのではなく、「完全養殖」「資源の有効活用」「民泊や飲食店との連動」といった、事業の幅の広さです。
将来的には、
・自社ブランド商品の企画・立ち上げ
・海外現地での販売チャネル開拓
・養殖事業(AB bank)との連携によるビジネスモデル構築
など、多様なキャリアに発展させることができます。
水産・食品を通じて世界と未来をつなぐ仕事に、未経験からでも挑戦できる環境が整っています。