水産会社なのにラーメンと民泊?A.A.O passionの全体像
株式会社A.A.O passionは、水産物の輸出入や流通アドバイスを軸にしながら、「RAMENえびの女神」「MATCHA賛想庵」といった飲食・カフェ、自社ビルを活用した民泊やレンタルスペースも運営しています。一見バラバラですが、共通するキーワードは「食」と「観光」と「水産」。完全養殖の魚介類やオニテナガエビといった新しい水産資源を、関西空港をハブに世界とつなぐ構想があり、その“出口”として飲食・民泊・体験型コンテンツを組み合わせているのが特徴です。
食×観光×インバウンドが一本につながるビジネス構造
ビジネス構造をシンプルに整理すると、
1. 生産・養殖(完全養殖・オニテナガエビなど)
2. 流通・輸出コンサル(食品(水産・輸出)流通アドバイザー)
3. 飲食・体験(伊勢海老ラーメン、抹茶体験カフェ)
4. 宿泊・地域滞在(民泊・レンタルスペース)
が連動しています。水産物の出口としてラーメン店を設けることで、廃棄されがちな伊勢海老も価値に変換。訪日客や観光客が民泊に滞在し、飲食・抹茶体験で日本の食文化を楽しむ流れが、輸出先のニーズ把握やブランド発信にもつながっています。
「小さな会社×複合事業」で生まれる意外なキャリアの幅
小規模かつ多角的な事業体では、一人が担う役割が自然と広くなります。たとえば、水産の知識を活かしつつ、
・飲食店舗のメニュー企画や原価管理
・インバウンド向け体験コンテンツの企画
・輸出を見据えた商品開発や現地ニーズ調査
・民泊運営や地域事業者との調整
などを横断的に経験する可能性があります。「水産業界に入りたいけれど、現場だけで終わりたくない」「企画・マーケ・事業開発にも関わりたい」という人にとって、複合ビジネスはキャリアの“実験場”になりやすい環境です。
業界研究に役立つ「ビジネスモデルの見取り図」の描き方
こうした企業を研究する際は、「収益源がいくつあるか」「どこが水産とつながっているか」を図で押さえるのが有効です。
・縦軸:生産→流通→外食・体験→宿泊
・横軸:国内向け/海外・インバウンド向け
と整理し、「どの事業がどこをつなぐハブなのか」を書き出してみましょう。A.A.O passionなら、養殖・輸出アドバイスが“背骨”で、ラーメン店・抹茶体験・民泊が出口&発信基地というイメージ。図解すると、事業ごとの役割や自分が関われそうなポジションが見えやすくなります。
店舗・施設の見学でチェックしたい4つのポイント
実際に店舗や民泊、カフェを訪れるなら、次のような視点で観察すると業界研究が一気に深まります。
1. メニューやサービスに、水産や“ストーリー”がどう組み込まれているか
2. 客層(日本人/訪日客、年代、グループ構成)と滞在の過ごし方
3. スタッフの動き方と、一人ひとりの守備範囲の広さ
4. 周辺の街並みとのつながり(地域イベントや他店舗との連携案内など)
「なぜこの立地・この価格帯なのか?」といった疑問をメモしておくと、ビジネスモデルの理解や質問づくりにも役立ちます。
選考で“好奇心とマルチ志向”を伝えるための表現例
複合ビジネスに興味があることを伝える際は、「何でもやります」ではなく、「どう組み合わせて貢献したいか」を具体的に語るのがポイントです。例として、
・「水産×外食×インバウンドを一体で捉え、現場で得たお客様の声を輸出や商品開発にフィードバックする役割を担いたいです。」
・「民泊や抹茶体験など複数の接点を通して、地域や海外のファンを増やす“編集者”のような働き方をしたいです。」
といったフレーズは、好奇心とマルチな志向性を、企業のビジョンと結びつけて伝えやすい表現です。