なんば発、「水産×観光×地域」が交差する拠点へようこそ
大阪・なんばの元町にあるA.A.O BLDG. NAMBAは、A.A.O passionの多角事業がギュッと詰まった“実験拠点”です。水産のプロ集団がなぜ、ラーメン店や民泊、レンタルスペースを運営するのか。その理由は、「水産物を通じ世界と未来をつなぐ」というミッションを、街の中で具体的な体験として形にしたいから。生産から流通、輸出、そして観光・飲食までを一気通貫でつなぐ試みが、ここから日々生まれています。
RAMENえびの女神:5,500円の伊勢海老ラーメンという挑戦
1階の「RAMENえびの女神」は、破格ともいえる5,500円の伊勢海老ラーメンで知られる店です。実はこの伊勢海老、折れた足やツノが理由で流通に乗らず、通常なら廃棄されてしまうもの。そこでA.A.O passionは、その“行き場のない高級食材”を買い取り、濃厚なスープとしてよみがえらせました。「既存の相場に合わせるより、意味のある付加価値をつくる」――そんな価値観が、1杯のラーメンに凝縮されています。
MATCHA賛想庵:抹茶体験で世界の旅行者とつながる
同じビル内では、抹茶体験カフェ「MATCHA賛想庵」も展開。訪日客や地域の方が、気軽に本格的な抹茶を楽しめる空間です。水産事業と一見無関係に見えますが、「日本の“おいしい”を世界に届ける」という発想は共通。体験を通じてファンになった旅行者が、のちに日本食や水産物を選ぶきっかけにもなります。観光と食体験を組み合わせることで、将来の輸出マーケットとの接点づくりも兼ねているのが特徴です。
民泊とレンタルスペース:ビルまるごと“滞在型ショールーム”
A.A.O BLDG. NAMBAでは、自社物件を活用した民泊や時間貸しレンタルスペースも運営しています。女子会向けのキッチンスペースや教室利用、ワーケーション滞在など、目的に応じて柔軟に使える設計です。旅行者は「RAMENえびの女神」で食を体験し、「MATCHA賛想庵」で日本文化に触れ、そのまま同じ建物に宿泊することも可能。ビル全体が、水産・食・観光のシナジーを体感できる“滞在型ショールーム”として機能しています。
水産のプロがなぜ観光・体験事業を?シナジーの正体
多角経営の背景には、「完全養殖の安心安全な魚を、世界中の日常食にする」という長期ビジョンがあります。そのためには、
・生産と流通の仕組みづくり
・消費者に“おいしさ”を伝える接点づくり
・地域に雇用や観光需要を生む仕掛けづくり
が一体であることが重要。飲食店や体験・民泊は、単なる別事業ではなく、将来の輸出先や国内外のパートナーとつながる「フロントライン」として位置づけられています。
どこで活躍できる?未経験から広がるキャリアパス
A.A.O passionでは、水産・飲食・観光・企画など、さまざまなフィールドが連動しています。
・店舗スタッフから、商品企画やメニュー開発へ
・民泊運営から、インバウンド向け体験づくりへ
・事務・サポートから、水産輸出プロジェクトの調整役へ
といったキャリアチェンジも実際に生まれています。水産の専門知識がなくても、「食や観光が好き」「新しい仕組みづくりに関わりたい」という人が、現場で経験を積みながら活躍しています。
見学気分で知るコツ:店舗訪問ルートと質問アイデア
A.A.O passionをもっと理解したいときは、なんば周辺の街歩きと組み合わせたルートがおすすめです。
1. 昼:RAMENえびの女神で伊勢海老ラーメンを体験
2.その後:MATCHA賛想庵で抹茶体験とスタッフとの雑談
3. 周辺散策:なんばエリアの観光客の流れを観察
カジュアルに話す機会があれば、
・「廃棄される伊勢海老をどうビジネスに変えたのか」
・「観光と水産を組み合わせるうえで苦労している点」
・「未経験メンバーが最初の半年で任される仕事」
などを聞くと、事業のリアルが見えやすくなります。