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仕事のこと

RAMENえびの女神の“店づくり”の裏側|飲食×水産のハイブリッド職種で働くってこういうこと

アップサイクル料理 , サステナブル飲食 , 伊勢海老活用 , 水産ビジネス , 食品ロス削減

2026.03.30

RAMENえびの女神は「ラーメン屋」だけじゃない

大阪・なんばにある「RAMENえびの女神」は、伊勢海老ラーメンで注目を集めるお店です。ただの人気店で終わらないのは、その裏側に、株式会社A.A.O passionの「水産×サステナビリティ」の発想が通っているからです。

折れた足やツノがあるだけで市場では価値が下がり、廃棄されてしまう伊勢海老を買い取り、極上のスープへと生まれ変わらせる──。その“アップサイクル”の現場で働くスタッフは、キッチン・ホールの枠を超えた「ハイブリッド職」として活躍しています。

仕込み・接客だけじゃない「ハイブリッド職」の仕事

1. キッチン&ホールの“基本”はしっかり

もちろん、ラーメン店としての基本業務は外せません。伊勢海老の濃厚スープづくり、トッピングの仕込み、オーダー対応や配膳、レジ対応など、飲食経験者ならイメージしやすい仕事もあります。

しかし、RAMENえびの女神での仕事はそこで終わりません。「ただこなす」のではなく、なぜこのオペレーションなのか、どこに水産の知見が生きているのかを学びながら関わります。

2. 廃棄される伊勢海老をどう活かすかを一緒に考える

このお店ならではのポイントが、伊勢海老の有効活用アイデア出しです。足が折れている、形が不揃い──本来なら市場で嫌われる素材を「どうおいしく、価値ある商品に変えるか」を、現場スタッフも一緒になって考えます。

例えば、スープ以外にもペーストやまかないメニュー、限定メニューへの展開など、現場で気づいたことをそのままミーティングの場へ。水産流通を手がける会社だからこそ、漁師さんや生産者の話も踏まえたアイデアに発展していきます。

3. SNS発信やメニュー開発ミーティングにも参加

ハイブリッド職では、SNS運用も大事な役割です。新メニューの紹介、仕込み風景、伊勢海老のストーリーなどを、自分たちの言葉と写真で発信します。飲食店の「中の人」として、フォロワーとのコミュニケーションを楽しみながらブランドを育てていくイメージです。

また、新メニューや限定企画を決めるミーティングにも参加可能です。「常連さんはこういうトッピングが好き」「この時間帯は軽めの一杯が出る」など、現場感覚を元に意見を出すことで、メニューが実際に形になっていきます。

飲食×水産×サステナビリティだから身につく力

水産・養殖の“出口戦略”を現場で学べる

A.A.O passionは、水産物の輸出や養殖事業も手がけています。RAMENえびの女神は、養殖・流通の“出口”となる飲食店でもあり、「なぜこの伊勢海老を選ぶのか」「なぜこの価格設定なのか」を、水産ビジネスの目線で学べる環境です。

「飲食店で働きながら、水産やサステナビリティにも関わりたい」という人にとって、座学ではなくリアルなビジネスの流れを体感できるのが特徴です。

廃棄を減らし、価値を生む視点が養われる

見た目の理由だけで捨てられてしまう食材に、新しい価値を与えるのがこのお店のスタイルです。どの部分をどう使えばおいしくなるか、どう伝えればお客様に受け入れられるかを考えるうちに、「もったいない」をビジネスに変える発想が自然と身についていきます。

2年でここまでできる!スキルアップステップの一例

1年目:現場を理解しながら「発信できるスタッフ」に

  • キッチン・ホールの基本オペレーションを習得
  • 伊勢海老スープの仕込みや原材料の知識を身につける
  • SNS用の写真撮影や簡単な投稿文作成を担当
  • アイデア出しミーティングに参加し、自分の意見を伝える

2年目:企画にも関わる「ハイブリッドプレイヤー」へ

  • 季節限定メニューの企画・試作に参加
  • SNS発信のテーマ設計や、投稿スケジュールの提案
  • 仕入れやロス削減の視点からオペレーション改善を提案
  • 新しく入るメンバーへのレクチャーやフォロー

飲食の経験はあるけれど、もっと踏み込んだ仕事がしたい。水産やサステナビリティに興味がある──。そんな人にとって、RAMENえびの女神の「ハイブリッド職」は、現場とビジネス、食と環境をつなぐ、新しいキャリアの選択肢と言えるでしょう。