9:00水産流通アドバイザーとしての“朝仕事”
朝イチの林のデスクには、海外バイヤーからのメールと、日本各地の生産者からの相談が並びます。「この魚、東南アジアで売れますか?」「輸出書類の準備が不安です」――そんな声に、これまでの輸出実務や現地マーケットの知見を組み合わせて、テンポよく返信。単なる仲介ではなく、
- どの国の、どの層に刺さるか
- 物流・品質をどう担保するか
- 価格とストーリーをどう設計するか
までセットで考えるのがA.A.O passion流です。ここでの判断が、その後の養殖計画や商品開発にも直結していきます。
11:00養殖・オニテナガエビの打ち合わせ
午前中後半は、オンラインで養殖チームや自治体との打ち合わせ。テーマはオニテナガエビを中心に、「地域の未利用熱をどう活かすか」「どの規模感だと事業として回るか」といった、かなりリアルな数字と技術の話が飛び交います。林は水産学・養殖の専門家でもあるため、
- 生産コストと販売単価のギャップ
- 輸出まで見据えたブランド設計
を同時に組み立てていきます。机上の企画ではなく、「100年後の教科書」を本気で意識した仕組みづくりが進んでいます。
13:00RAMENえびの女神で“出口”をデザイン
ランチタイムは、伊勢海老ラーメンで知られる「RAMENえびの女神」へ。折れた足やツノで廃棄されていた伊勢海老を買い取り、一杯5,500円のラーメンに変えるこのお店は、養殖・流通の“出口”としても機能しています。店内では、
- お客様の反応や単価の手応えを現場でチェック
- 次のメニューやコラボ企画をその場でブレスト
など、「試して、数字と表情を見る」スピード感が特徴。アイデアが浮かべば、その日のうちに試作が始まることも珍しくありません。
15:00MATCHA賛想庵と民泊で“観光×食”をつなぐ
午後は自社ビル1階の抹茶体験カフェ「MATCHA賛想庵」や、上階の民泊フロアを行き来する時間。訪日客の利用状況やレビューをチェックしながら、「次はどんな日本食体験が喜ばれるか?」をスタッフと議論します。
ここでの気づきは、
- 水産物や日本の食品のギフト企画
- 養殖現場をオンラインでつなぐツアー構想
といった新しいアイデアにつながっていきます。水産、カフェ、民泊がバラバラではなく、「日本の食と体験」を軸にゆるやかにつながっているのがポイントです。
17:00ごちゃまぜ経営の意思決定と“右腕ポジション”の仕事
夕方は、複数事業の数字とスケジュールを一気に整理する時間。養殖の設備投資から新メニュー開発、民泊の空室対策まで、テーマは毎日変わります。林が大切にしているのは、「意味のあるリスクなら、まずやってみる」というスタンス。
社長の右腕として関わる人には、
- 事業の段取りを一緒に組み立て、走りながら改善する力
- 水産・観光・飲食を横断して、点を線にする視点
- 変化の早さを楽しめるメンタル
が求められます。完璧な経験より、「自分で事業を作っていきたい」熱量が何より重視されます。
19:00100年後を見すえた対話と、関わり方のヒント
夜は、パートナー企業やスタッフとじっくり話す時間になることも多く、「この事業は誰の命を支えるのか」「100年後にどう残したいか」といったテーマが自然と語られます。単発のプロジェクトではなく、「外貨獲得」「タンパク質の確保」「地域の雇用」といった大きな循環を意識している点が、A.A.O passionの特徴です。
関わり方としては、
- 水産・食品・観光いずれかの実務経験を、他分野と掛け算したい人
- 数字と現場の両方を見ながら、事業を組み立てたい人
- まだ世の中にないビジネスモデルを一緒に形にしたい人
が、自分の強みや興味を言語化して伝えることで、社長の右腕としての役割を描きやすくなります。