水産・食品サプライチェーンの全体像とA.A.O passionの位置づけ
水産・食品のビジネスは、おおまかに以下の流れで成り立ちます。
- 生産:漁業・養殖・畜産・農業
- 加工:冷凍・カット・味付け・包装
- 流通:卸売・物流・保管
- 輸出入:貿易実務・通関・海外販売
- 飲食・観光:レストラン・小売・インバウンド
株式会社A.A.O passionは、このサプライチェーンを「川上から川下まで」横断的に理解し、特に「流通・輸出入」と「飲食・観光」をつなぐ役割を担っています。水産物輸出のアドバイスに加え、自社で養殖・飲食・民泊も手がけることで、机上ではなく「現場で検証された提案」ができるのが特徴です。
“輸出・流通アドバイザー”とは何をする仕事か
輸出・流通アドバイザーは、「良い商品はあるが、海外展開の方法がわからない」生産者や食品企業の伴走役です。代表的な業務は次の通りです。
- 輸出したい国・エリアの調査(ニーズ・価格帯・規制)
- 商品規格・ラベル表示・梱包方法などの助言
- 輸送ルートや温度管理、コストの設計
- 海外バイヤー・商社とのマッチング支援
- 補助金や認証制度の情報提供
A.A.O passionの場合、水産や冷凍食品に強みを持ち、完全養殖やサステナブルなモデルづくりまで踏み込んで提案するのが大きな特徴です。
英語ができなくても挑戦しやすい業務領域と伸びるスキル
「輸出」と聞くと高い英語力が必須と思われがちですが、実務の大部分は日本語での調整・設計です。例えば、以下の領域は英語が得意でなくても挑戦しやすい分野です。
- 国内生産者とのヒアリング・商品理解
- 物流会社・倉庫との条件交渉、温度帯の設計
- 原価計算・利益設計・見積もり作成
- 補助金や制度のリサーチと整理
今後特に需要が伸びるのは、サプライチェーン全体を俯瞰して「どこを変えれば、海外で売れる形になるか」を組み立てる力です。英語は後から伸ばせるので、「構造を理解する力」「現場で泥臭く学ぶ姿勢」が重視されます。
3つのキャリアパス:20代・30代・異業種出身のモデル
輸出アドバイザーは、バックグラウンドによって成長ステップが変わります。
20代モデル
- 1〜2年目:物流・原価計算・商流の基礎を担当
- 3〜5年目:小規模案件の企画〜実行を主担当
30代モデル
- 過去の営業・マネジメント経験を活かし、輸出プロジェクトの統括へ
- 新規事業や国内外パートナーとのアライアンスをリード
異業種モデル
- 製造・IT・物流などの経験を「改善力」として活かす
- まずは自社物件・飲食・民泊など身近な現場から水産・食品を学ぶ
A.A.O passionならではの現場感:養殖・飲食・民泊をつなぐ仕事
A.A.O passionの輸出アドバイザーは、「水産物の出口」を自社で持っている点が特徴です。例えば、
- 完全養殖のオニテナガエビなど、新しい養殖モデルの検証
- ラーメン店「RAMENえびの女神」での商品開発・価格検証
- 自社ビルでの民泊・MATCHAカフェを活かしたインバウンド需要の把握
机上で企画した商品を、自社の飲食・観光事業で試しながら、海外展開までつなげることができます。「水産・食品×ツーリズム×グローバル」を一体で学べる環境は、キャリアの希少価値を高めます。
明日からできる業界研究チェックリストと学び方のポイント
水産・食品×輸出のキャリアを目指す人向けに、すぐ始められるチェックリストです。
- 水産庁・農水省のサイトで「輸出」「養殖」の最新動向を3本読む
- スーパー・回転寿司で「原産地表示」「養殖・天然」「冷凍・チルド」を意識して観察
- 冷凍・常温・チルドで輸送条件がどう違うかを調べてメモにまとめる
- 東南アジアの飲食トレンド(寿司・ラーメン・抹茶)をSNSやニュースでチェック
学びを言語化する際は、「調べたこと」だけでなく「なぜそうなっていると考えるか」「自分ならどう改善するか」までセットで説明できると、思考力と主体性が伝わります。自分なりの視点を持ちながら、水産・食品の世界を深掘りしてみてください。