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【事業まるわかり】水産流通アドバイザーから民泊・ラーメン店まで。A.A.Opassionの多角ビジネスの裏側

インバウンド集客 , フードロス活用 , 完全養殖モデル , 水産ビジネス , 海外輸出支援

2026.06.01

A.A.O passionの「一本の軸」──水産物で世界と未来をつなぐ

株式会社A.A.O passionの事業は、水産物の輸出入アドバイスから完全養殖、飲食・民泊まで一見バラバラに見えます。しかし中心にあるのは「水産物を通じ世界と未来をつなぐ」という明確なミッションです。
完全養殖で育てた安心安全な魚介類を関西空港から世界に届ける構想を軸に、国内外のタンパク源確保、地域の雇用づくり、観光と食の体験までを一気通貫で設計。100年後の教科書に載る企業を目指し、今の事業ポートフォリオが組み立てられています。

水産流通アドバイザー事業──輸出入の「頭脳」と「伴走役」

水産・食品の流通アドバイザー事業は、A.A.O passionの起点となるコアビジネスです。日本の生産者や商社からの「海外に売りたい」「東南アジア向けの商品設計を考えたい」といった相談に対し、輸出実務とマーケット知識をもとに提案します。
具体的には、輸出スキームの構築、商品仕様・価格帯のアドバイス、現地パートナーとの調整などを一貫して支援。単なる仲介ではなく、「どうすれば続くビジネスになるか」を設計するコンサルティング型の役割を担っています。

完全養殖・オニテナガエビ──持続可能な水産モデルづくり

養殖・研究開発領域では、淡水で育てられるオニテナガエビなどに注目し、完全養殖と国内循環型モデルの構築を推進しています。飼料や種苗まで国産にこだわり、温泉の排熱や工場の未利用熱といった地域資源の活用も視野に入れています。
このモデルが確立されれば、地方に「外貨獲得」「タンパク質の安定供給」「働く場所」「インフラ整備」が同時に生まれる構想です。2023年設立の株式会社AB bankは、この養殖事業に特化した実行部隊として機能しています。

RAMENえびの女神・MATCHA賛想庵──養殖の“出口”と体験価値

飲食事業は、養殖・水産物の「出口」として位置づけられています。RAMENえびの女神では、折れた足やツノで市場価値が落ちる伊勢海老を買い取り、高付加価値のラーメンとして提供。資源の有効活用とブランドづくりを両立しています。
一方、MATCHA賛想庵は、抹茶体験や和のスイーツを通じて訪日客に日本文化と食を体験してもらう場です。水産物そのものだけでなく、「日本の食全体を世界に伝える」役割を担い、輸出・観光の橋渡しになっています。

民泊・レンタルスペース──地域と世界をつなぐハブ機能

大阪・難波の自社ビルを活用した民泊やレンタルスペース事業は、「食と地域」「訪日客ニーズ」をつなぐハブとして機能しています。
民泊では、観光客がRAMENえびの女神やMATCHA賛想庵を訪れやすい動線づくりを意識。時間貸しスペースや教室、女子会向け空間などは、地域住民や事業者が集うコミュニティの場になっています。
水産・食をテーマにしたイベント開催や、海外ゲスト向けワークショップのベースとしても活用され、事業同士のシナジーが生まれています。

1〜3年目で経験できる仕事例とキャリアステップ

入社1〜3年目は、多角事業を横断しながら「現場」と「企画」の両方を体験するフェーズです。例としては、
・輸出入案件の資料作成、商品情報のリサーチ補助
・RAMENえびの女神での店舗運営サポート、メニュー改善ミーティング参加
・民泊ゲスト対応、体験プログラム企画への参画
・MATCHA賛想庵でのイベント運営サポート
など。未経験でも、OJTで基礎を身につけつつ、早期から小さなプロジェクトを任され、将来的には新規事業の立ち上げや海外案件のフロントにステップアップしていくイメージです。

未経験から関わるためのマインドセットと成長イメージ

水産や輸出の専門知識がなくても、「食が好き」「世界とつながる仕事がしたい」という関心があれば、入口は多く用意されています。民泊や飲食店の現場から入り、顧客理解・オペレーションを学びつつ、徐々に輸出案件や養殖プロジェクトに関わるのが典型的な流れです。
求められるのは、常識にとらわれない発想と、失敗を恐れず動く姿勢。「お金を残すより、意味を残したい」という価値観に共感し、自分のキャリアも「誰かの命を支えるストーリー」の一部として描ける人ほど、成長の幅が広がる環境と言えます。